受験生から聞かれました。
「先生、カノンとフーガの違いって何ですか?」
うっ・・・。
即座に、頭の中に楽譜は浮かぶものの、
生徒達には、どんな事も
分かりやすく
簡潔に
説得力を持って
伝えることが私のモットーなので、
正直に
ゴメン!
ちゃんと説明したいから、少し時間頂戴
(これ、あるある)
まず、カノンは【逃亡、逃走】の意味。
複数の声部が「同じ旋律」を異なる時点からそれぞれ開始して演奏する様式 の曲を指しています
同度あるいは移度して完全なる「模倣・反復」をしていく ものです。
3つの声部が全く同じ旋律を追いかける有名な『パッヘルベルのカノン』 は、規模の大きいもので、
規模の小さいものだと、『かえるの歌』や『静かな湖畔』…ですねっ
真似(模倣)して追いかけるとしても、縦の響きは美しくハモっていなければなりません
そして、フーガは…
二声、三声、四声…のような声部様式の音楽で、
「主題」が順次各声部に現れる楽曲 です。
自然と規模も大きくなりますねっ
あはは…(^◇^;)
やっぱり「難しい感」出ちゃってますね
では、
カノンとフーガの違いを
さっき食べた朝ご飯を元に、書いてみます
カノン
「カレーは美味しい」
「カレーは美味しい」
「カレーは美味しい」
フーガ
「カレーは美味しい」
「チーズカレーも美味しい」
「カーレーーーはーおーいーしーいー」
みたいな感じ
今度のレッスンでしっかり説明します
朝カレーは本当に美味しい