第８２期Ｂ級１組順位戦/１３回戦「羽生九段、有終の白星」

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第８２期Ｂ級１組順位戦対戦表

【　投了図・１４７手目▲４二金　】

投了図での持ち駒

▲羽生九段：　桂３、香、歩４

△三浦九段：　角、金、歩３

昨日行われました、「鬼の棲みか」の最終戦

第８２期Ｂ級１組順位戦/１３回戦・一斉対局のうち

注目の「羽生善治九段－三浦弘行九段」の一戦は

上図１４７手までで、先手・羽生九段が勝利。

夕食休憩前までの流れ

『第８２期Ｂ級１組順位戦/１３回戦「羽生九段－三浦九段は角換わり」』

９２手目△７六歩。

上図での持ち駒

▲羽生九段：　角、桂、香、歩３

△三浦九段：　飛、銀、歩

戦型は「角換わり」

飛車切りの強手から鋭く駒を捌く羽生九段に対し

三浦九段は飛車を起点の小駒を利かせて厳しく反撃。。

形勢は後手に傾いたかと思われましたが。。

【　投了図・１４７手目▲４二金　】

投了図での持ち駒

▲羽生九段：　桂３、香、歩４

△三浦九段：　角、金、歩３

羽生九段は後手の猛攻を凌ぎながら玉の上部脱出に成功。。

握った手番で再び敵将へと厳しっく迫った、上図の局面をみて

三浦九段は万策尽き果て、無念の投了を告げました。。

終局時刻は午後１１時５１分。

ハイレベルな撃ち合いを見事制した

羽生九段が今期の順位戦を有終の白星で締めくくり

７勝５敗の勝ち越しで全日程を終了しました。

一方、好局を落とした三浦九段は

６勝６敗の指し分けで順位戦フィニッシュとなりました。

将棋世界 2024年4月号