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第７１期王座戦・本戦/準決勝「藤井竜王・名人－羽生九段は角換わり」
本日行われています
第７１期王座戦挑戦者決定トーナメント/準決勝
注目の「藤井聡太竜王・名人－羽生善治九段」の一戦は
藤井竜王・名人の先手で、東京・将棋会館にて。。
藤井竜王・名人の初手は飛車先を突く▲２六歩から。
対します、羽生九段も２手目△８四歩と同じく飛車先を突き
まずは互いに居飛車を明示して対局がスタート。。
そこから「角換わり」を目指す定跡手順の進行となり
銀を８筋に開いて構えた先手に対し、羽生九段は注文通りに
角交換を敢行、手損のない「ノーマル角換わり」となりました。
角交換成立後、両サイドの端歩を巡る攻防の末に
１筋の歩を受けなかった羽生九段が先に「早繰り銀」に
１筋を突き越し位を張った藤井竜王・名人は「腰掛銀」に
それぞれ形を決めます。。
戦型が決まったところで
羽生九段は玉を３一の地点に構えて「入城」に目処を付けてから
すかさず７筋の歩を突き合わせ、積極的に仕掛けを開始すると
藤井竜王・名人は受けに回り、中盤戦の攻防がスタート。。
先攻する羽生九段は銀を前に出して揺さぶりをかけますが
藤井竜王・名人は動じることなく、淡々と自陣の陣形を整えると
機をみて４筋の戦場に桂馬を跳ね上げ、反撃の狼煙を上げました。。
４筋を争点にいざ、盤上はいざ開戦へ。。
互いに手持ちの角を急所へ投入し、激し攻防戦が展開され
６３手目の局面で、夜戦に備えて夕食休憩突入となりました。。
形勢はやや先手良さ気。。
果たして、羽生九段の切り返しやいかに。。
夕食休憩明けからの終盤戦から目が離せません。。
