第５期叡王戦７番勝負/第７局「永瀬叡王、完勝で初防衛に王手」

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【　投了図・９１手目▲６二歩　】

投了図での持ち駒

▲永瀬叡王：　金、桂、歩３

△豊島竜王・名人：　角、香、歩

昨日、決着をみました

注目の第７８期叡王戦７番勝負/第７局は

上図９１手までで、永瀬叡王が勝利。

夕食休憩前までの流れ

『第５期叡王戦７番勝負/第７局「戦型は相掛かり、大駒を起点に白熱の開戦へ」』

６６手目△６五歩。

上図での持ち駒

▲永瀬叡王：　歩４

△豊島竜王・名人：　なし

夕食休憩明け直後

切り札の龍を戦場へと引き下げ（５４手目△１六龍）

豊島竜王・名人は桂・香の小駒との連携で決戦に向け

総攻撃の準備を整えます。。

しかし

銀の頭上に歩を突き立てた、次の瞬間。。

６７手目▲７三歩成。

上図での持ち駒

▲永瀬叡王：　桂、歩４

△豊島竜王・名人：　なし

ここまでじっくりと間合いを計った

永瀬叡王は７筋の歩を突き出し、桂馬を捕獲。。

自信も有り気に終盤戦の幕を開きます。。 

叡王戦/第７局の棋譜中継はこちら

【　投了図・９１手目▲６二歩　】

投了図での持ち駒

▲永瀬叡王：　金、桂、歩３

△豊島竜王・名人：　角、香、歩

すると、そのまま永瀬叡王が攻防を支配。。

攻守に隙なく盤上を制圧し、上図の局面をみて

豊島竜王・名人は無念の投了を告げました。。

終局時刻は午後１０時１６分。

急所の本局で見事な完勝を飾った永瀬叡王が

今シリーズの対戦成績を３勝２敗２分として

初防衛に堂々の王手をかけました。。

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