谷川会長辞任会見「三浦九段に誠意を」
今朝の段階ですでに辞任の意向が明らかとなっていた
谷川浩司日本将棋連盟会長が、本日午後3時より会見を開き
その席で正式に辞任を表明しました。
片上大輔常務理事の同席のもと行なわれた
会見の冒頭で頭を下げた谷川会長の表情に生気はなく
口元を引きつらせ、肩をすぼめ、伏目がちにマイクを握ると
まずは事前に公表されたコメントを小さな声で朗読。。
「将棋ファンの皆様、主催者・協賛社の皆様
そして三浦弘行九段に誠意をお伝えするには
会長が辞任するのが一番、という結論に至りました。 」
と、あらためて今回の件に関する謝罪を述べた
谷川会長の姿に一時代を築いた名棋士の面影はなく
その弱々しさに、切なさとやるせなさが募りました。
しかし、辞任は致し方なく
谷川会長ご自身も渡辺明竜王の告発に端を発した
冤罪へと突っ走る過程に関わっており、最高責任者として
他のやり方や方法を提示できなかった責任は重く感じます。
また、谷川会長とともに渡辺竜王主宰の極秘会合に参加し
羽生善治三冠、佐藤康光九段にも出席を要請したとされる
島朗常務理事も同じく辞任の意向を固めたとのこと。
第三者委員会の結果発表以後
後手後手を踏む対応でファンの怒りと失望を買った
連盟側の関係者が粛々と過ちの代償を払い始めます。。
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昨日、こっそりと竜王就位式