足利は古印最中であふれかえる!?おいしくて情報満載の最中!! | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

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「足利に行くなら古印最中でしょ」

出張前に頼まれたもの。仕事が詰まってるので後では買えないかもしれない。

足利に着いたら まず購入です。

 

あれっ?商店街通りに2つの店。両方とも同じような造り。

よく見ると 香雲堂本店と香雲堂。

前者が最中 後者は瓦煎餅がメインとのこと。香雲堂本店のほうに向かいます。

 

 

店舗ビルの隣には縁結びで有名な織姫神社を模したオルゴール。

店内も 古い時計や電話。いろいろ興味がわくものが点在。 

時間がないから 先にお土産 お土産。会社分 自宅分 お客様分。しっかり買い込みました。

 

午後からは がっつり仕事。

最初に 行った先で用意されてたお土産が古印最中。

「ほら 相田みつをの最中。足利では有名なんだ。」

「ありがとうございます。あっ もちろん知ってます。全国的にも有名ですものね。」

古印最中が増える。わざわざ買う必要なかったかも。

 

次に行った先。

「お土産を用意しておきました。」

「いえいえ いいですよ。」不安な予感。

「せっかくだから持って行ってください。」・・・またもや渡されたのは古印最中。

 

足利では 古印最中をお土産に渡すのが慣わしなのでしょうか?

車のトランクは香雲堂本店の紙袋であふれかえる。なんで どんどん増えていくの~!

 

さて 古印最中。

パリッとした薄めの皮。洗練された小豆の粒粒。しっとりとした餡は作りたて感満載。

雑味がなく 甘みも強くない。この上品さ。いくつでも食べられます。

大量に自宅に持って帰ったが 一週間楽しめました。

おいしい。これは足利市民が自慢するのも納得。

 

そして いろいろな情報が満載なのも嬉しい。

まず香雲堂主人名となっている「相田みつを」の詩。

えっ 真似したの?と思ったが 調べてみると本物。 

地元出身の相田みつをがまだ無名のころに自ら売り込みに来たのが始まりらしい。

このことだけで 一つの記事が作れそう。

 

 

さらに形が違う最中。箱に合わせたのかな? しかし これも調べてみると納得。

最中は全部で7種類。足利に関係のある古印が7種類使われてました。

 

はずれ感がある 一番細い最中が日本で最古の大学 「足利学校」の校長印

次に少しはずれ感のある 小さめの長方形が 足利にある真言宗 鑁阿寺の山号「金剛山」

オーソドックスな正方形は  足利学校の古称「野之国学」  「鑁阿寺」印

 「足利学校遺蹟図書館」印    北条氏の虎印「禄寿応穩」印

持ち手があるのが  「田崎草雲」印

なるほど カードコレクションのような楽しさ。昔から人が考えることは変わらないのですね。

 

調べれば調べるほど いろいろな情報があふれ出る 古印最中。

おいしさだけでなく 情報満載の最中でした!!

 

香雲堂本店和菓子 / 足利市駅足利駅
昼総合点★★★★ 4.1