次のアポは1時。さっさか食べて客先へ向かいたい。
さて どこへ行こうか?
小田原厚木道路より南の平塚側なら「PEPPER'S DRIVE-IN」
北の伊勢原側なら「ふじ丸」「ドレファラシド」か。
迷いながら 小田厚の側道に目が行く。
わだラーメンというオレンジの小さな看板。その下付近に行列がある模様。
あれっ わかりにくい場所なので 今まで気がつかなかった。
すごいな こんな場所で人が集まってる店があるとは。
時間がかかりそうでなければ行ってみましょう。
運よく空いてた店前の駐車場に車を突っ込み 入り口へ向かう。
外で待っているように見えた おばさま方はタバコを吸ってるだけとのこと。
どうぞどうぞと言われ ガラス戸を開けて店に入る。
ほぼ客で埋まるL字型のカウンター12席。中には手ぬぐい鉢巻のご主人と奥さん。
2つだけ空いていた客席のひとつに腰掛け 壁のメニューとにらめっこする。
ラーメンとワンタン チャーシュー。その組み合わせだけのメニュー。
「ゆでワンタンのみの注文はご遠慮願います」 貼紙を見て考え込む。
単体メニューもあるのだから その場合はライスをつけろと言う意味なのかな。
よくわからないけど ゆでワンタンは単独注文はいけないほど人気メニューらしい。
それなら ラーメン ゆでワンタン(5個) 半ライスのラーメンセット(850円)を注文
壁にはいくつもの城の写真。ミニカーがつまったガラス戸棚。
ご主人の趣味なのでしょうか。多彩ですね。
BGMはアースウィンドファイアー。う~ん ちょっと微妙な取り合わせ。
待つこと5分。先に出てきたのは小ライスとゆでワンタン。
酢醤油につかったワンタンの皮は まるで葛切りのごとく。
やわらかいが形が崩れることも無く ツルッ モチッとした食感。
餡部分は プックリとした肉がたっぷり目に入る。
酢醤油は酸っぱさの中にラー油の味が見え隠れ。
これは癖になる美味さ。ご飯に合う。
続けて出てきたラーメン。
中細のちりちり麺 なると巻 小さめのチャーシュー メンマ 海苔。
うっすらと脂が浮いた醤油スープ。昔ながらの東京ラーメン。
おそらく ラーメンだけだとあっさりしすぎかもしれないが
酢醤油味のゆでワンタンとは うまく脇役に回り込んでいて 相性がいい。
ご主人と客の会話からは常連が多い模様。
ゆでワンタンの食感は後に引くほどの印象。
場所が悪くても 繁盛してる理由がわかる。
これからも ちょくちょく顔を出したい店ですね



