鮮度よし!センスよし!接客よし!【 平塚漁港の食堂】 | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

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おいしく食事が出来ること!健康であること!感謝です!

獲れたての魚を新鮮なうちに地元で食べようビックリマーク
平塚漁協の事業の一環としてオープンした食堂。
何度か昼時 前を通ったが大行列に怖気づき断念。
今回は万全の準備でやっと行ってきました!

【 平塚漁港の食堂】


午前10時40分。すでに入り口には数名の客が待つ。
店の中に入り名簿に記入。7組目。悪くないですね。
しかし あっという間に増える客の数。オープン時には60名近くに膨れ上がる。

午前11時。店の責任者が名簿順に名前を読み上げ 行列を整理。
10分ほど掛け丁寧に店のシステムを説明します。
まず準備できる食事数は漁獲量の関係で150食。テーブルの数は17。
厨房がパンクしないよう順番に店内へ案内。
18組目からは2順目となるので30分ほどの待ち。
長時間待ちの人には熱中症の恐れもあるので店の2階を開放してますとのこと。

気が行き届いてるし誠実な対応。オープンして2ヶ月近く。
おそらくいろいろ学習をして 人気店にふさわしい前口上を確立したのでしょうね。


順番に案内される店内。天井は高く 広々としたテーブル配置。
アルバイト中心と思われる数名の若い店員たちは
「平塚漁港の食堂」のロゴが入ったおそろいの黒シャツ。
おしゃれなBGMも含め まるでカフェのようです。

外に貼り出されてたメニューを見ていたので注文は早い。 
売切れ御免 刺盛おまかせ膳(1480円)
生シラス小鉢(300円)
ちなみに 刺盛は限定50食。25食の須賀の地魚食べ尽し膳(1780円)
迷ってたが 調理されたものより刺身を食べたかったので選択。

まず出されたのは 生シラス小鉢。
もう味がついてるのでそのままでとの案内。
生姜 ミョウガ 小ネギが載り 
出汁と酢で味付けされた生シラス。
スルッとした喉越しと甘みはあるが 
プチッとした食感はない。
春シラスの時期は過ぎたのかもしれません。

続いてテーブルいっぱいの大きさのお膳が運ばれてきます。



アジ シイラ ひらめ 炙りカマス いなだ たい・・・6種の刺身持り合わせ。
量の多さにたじろぎながら いただきます。
それぞれ新鮮かつ滋味深いが やはりこの季節は アジとシイラ。
アジは相模湾の名物 脂のりがいい。
シイラは本当はフライ向きだけど 刺身も癖がなく食感もいい。
そして カマスの炙り。まだ脂は乗るには早いが 皮の焦げ目と白身が合う。

フライは小型ブリのワカサ。
さっぱりした身とサクッとした揚がり方が最高。
もう1枚はブリのフライ?意含めることにより脂分を柔らかめに仕上げてる。

付け合せは 釜揚げシラスを載せたナスの揚げ浸しと里芋。出汁は薄め。
味噌汁は 大根入りの魚出汁。ご飯の炊き方もまずまず。
ただ 刺身やフライ 新鮮な魚を生かした料理がメインだったので 
調理されたものが美味いのかは未知数。
これはアレンジ料理主体の 須賀の地魚食べ尽し膳で確認するしかなさそうです。

センスの良い内装。全体に目配りする接客。出された魚の丁寧な説明。
いろいろな経験をつみながら改善・進化している模様ですね。

そして なによりも魅力的な新鮮な魚!
今は材料が足りず 夜の営業は控えてるとのお話。
この人気。当分続きそうです音譜

平塚漁港の食堂 魚介・海鮮料理 / 平塚駅
昼総合点★★★★ 4.3