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ドラマ 春のクール
今 一番はまってるのは このドラマ

B O R D E R


頭部に被弾。奇跡的に蘇生した 捜査一課の刑事 石川。
現場に復帰した彼は死んだばかりの人間と対話できる能力を身につけていた・・・

「死者と対話できる」設定はよく見かけるパターンだが 
脚本と主人公役 小栗旬の抑えた演技が抜群。

原作・脚本は金城一紀。直木賞作家というより 「SP」脚本のほうが有名かも。
特に昨日 放映された第2話のストーリーは秀作。

幽霊となって出てくるのは加害者 村上。異常なナルシストで6人の女性を殺害。
死ぬ間際の言葉は「もう一人いる」

死者となり石川の前に現れる村上。
拉致されたが まだ生きてる7人目の被害者がいることを話す。
情報を小出しにして 翻弄される石川の姿を見て楽しむ。

そしてラスト。無事被害者を助け出した石川は 
村上の小さな息子と対面して気付く。
村上の遺伝子を色濃く引き継いだ 瓜二つの顔と性格。
「もうひとりいる」とは このことだったのか・・・
最後の場面は石川を無表情に見ながら、黒目が広がる村上の息子のアップ。
なんともいえない後味の悪さ。

小栗旬の坦々とした演技もいい。
饒舌ではないがセリフの一つ一つに重みがある。


でも登場人物の中で一番好きなのは
ハッカー役のサイモン(浜野謙太)とガーファンクル(野間口徹)
「コンドルは飛んで行く」のサイモン&ガーファンクルですよ!
(個人的には「冬の散歩道」が一番好き!)

(画像 BORDER 公式サイトより引用)