『あまちゃん』第21週
ハイライトは幾多あれど 一番印象に残るのはアドリブシーン
太巻監督(古田新太)による熱血演技指導 「生まれたての鹿」
設定は 伏せっている母親(薬師丸ひろ子) 駆け込んでくるアキ(能年玲奈)
「かあちゃん 親孝行できず ごめんなさい」
そこで太巻監督がストップ!
「ちょっとラクしすぎてるかなぁ・・・体的にも限界。
軽く ここ来るとき こう足が生まれたての鹿みたいになっているかもしれない」
絶妙の小鹿演技。
布団の中で身をよじらせて笑う薬師丸と 顔を隠して笑う能年ちゃん。
そのあと 能年怜奈の ドリフ並みの がに股 鹿演技。
これ以外でもアドリブは数々見受けられる あまちゃん。
いちおう台本は決まってるが カットをかけないで
そのまま俳優陣の流れにまかせてるパターンが目立つ。
劇団出身者が多いこともあるが 彼らも能年ちゃんの適応力には感心してた模様。
ちなみに小野寺薫子役だった優希美青 は
薬師丸のアドリブ「小さな島ってどんな島?」をうまく受けられなくて悔しがってる。
たしかに この場面はアキと薫子の演技力の差みたいに 見えるので
そのままカットされずに使われてます。あまちゃん演出 恐るべし。
さて 来週最後から ついに東日本大震災編。
楽しかった あまちゃんがどのように震災を扱うのか 興味深いですね。