六角橋商店街の内側。
以前は 仲見世通りと呼ばれていた 狭いアーケードの一角に
その店は たたずんでいました。
らーめん中々
塩ラーメンがうまいとの評判。
引き戸を開けると
カウンター7席だけの狭い店内。
さらに狭いカウンター内では
調理全般を行う 30代らしき息子と
シュラスコのように チャーシューを削る母。
午後12時前。すでに先客は3名ほど。
木目基調の落ち着いた雰囲気の店です。
じっくり メニューを見ながら選んだのは 塩ベースの鶏らーめん(800円)
麵の茹で時間が短いため 5分もしないうちに出てきました。
まずスープ。
牛筋 魚介系 野菜を煮込んだというダシが効いている。アクセントに焦がし葱。
塩の切れ味より コクと まろやかさが 前面に。
ビールでたとえるなら ドライでなく 地ビールという按配。
もちろん その地ビールも知る人ぞ知る逸品。
麵は極細。1,2分の茹で加減。ストレート麵だが スープとの絡みはいい。
何枚も載った鶏肉はあっさり。シンガポール料理の海南鶏飯を思い出す。
しゃきしゃき存在感のある青梗菜 こりっとした歯ざわりの味付けメンマ
スープも具材も 中華の湯麵に通じている。
個人的には 内角高目。絶好球に近いストライクゾーン。
脂分が少ないので 胃に負担はかからない。スープも飲み干せる。
ただ 残念だったのが 来る客 来る客 皆
ラーメンが出されると同時にコショーをかけていること。
あっさりではあるが 最初だけでも じっくり味わってほしいラーメン。
自分が料理人だったら 悲しいだろうなぁ。
らーめん中々
(ラーメン
/ 白楽駅
、東白楽駅
)
昼総合点★★★★☆ 4.0
ランキング参加中!
にほんブログ村