2月の雨は冷たい。
冷えた体を温めるには スープ。それもボルシチが頭に浮かぶ。
昼12時前。
いつもなら 行列で入れないが この時間なら大丈夫かな・・・
スバルビルの地下1階。
木の扉で閉じられた店構え。
黒板のメニューボードが並ぶ。
行列は はや2組。
途中で顔を出した店員に
オーダーを先に尋ねられる。
それから待つこと5分。
名前を呼ばれ 店に入れました。
屋根裏部屋のような造りの店内。
酒壜が並ぶカウンターに 木製のテーブル席が30席ほど。
バラライカの曲と客のおしゃべりで雑然とした中を セピア色の照明が照らし出す。
ロシアレストランと言うより 1920年代のカフェの雰囲気。
頼んだのは
ボルシチとロールキャベツのCセット(1000円)
先にサラダと ライ麦パンが出てきます。
サラダを食べ終える頃
ボルシチが前に置かれました。
白いサワークリームが添えられた 紅いスープ。
ひとさじ味わう。
しっくり 煮込まれたキャベツとタマネギ。
ビート(赤カブ)を使ったスープは 酸っぱみが少なく 暖かく染み込んでいく。
ほどよい柔らかさの すね肉。すぐにくずれてしまう じゃがいも。
それだけでは味気なかった 酸味の強いライ麦のパンが
相性抜群の添え物として おいしさを引き立てる。
ボルシチを平らげる頃に ロールキャベツが出てきます。
オープンで焼かれ 熱々の状態で出される ウクライナ風のロールキャベツ。
ぎゅっと詰まった合いびき肉を キャベツが薄く包む。
上にかかるのは トマトクリームソースと とろとろのチーズ。
そこはかとなくハーブの香りがする肉と 濃厚なクリームの味。
うまいなぁ
ソースは 白パンで残らず すくっていただく。あぁ 満足。
昔ながらの 新宿の雑然とした雰囲気と 少し大人の雰囲気が溶け合った店。
好きだな・・・また 時間があったら 行きます。
ロシア料理 スンガリー 新宿西口店
(ロシア料理
/ 新宿駅
、新宿西口駅
、都庁前駅
)
昼総合点★★★★☆ 4.0

