今年9月に全米公開された作品。
キャッチコピーは
我々が、もう月に決して行かない事には理由がある
NASAが協力拒否したことがニュースになってました。
公式には 17号で終幕したアポロ計画。
実はアポロ18号が
極秘に月に行っていたという内容
そこで宇宙飛行士たちが見たものは・・・
(ここからネタバレ)
まず ロシア(旧ソ連)の着陸船。
ひとりの飛行士は無残な死体で発見。
もうひとりは行方不明。
そして アポロの乗員も 持ち込んだ石から
正体不明の小生物に感染していく。
ドキュメンタリータッチのフェイク・フィルム手法。
「パラノーマル・アクティビティ」の大ヒット以来 モキュメンタリーと呼ぶらしい。
残念ながら 「パラノーマル・・・」は未見。
自分が知ってる範囲では 有名なゾンビホラー「REC」を思い出す。
「REC」ではテレビカメラだったが 「アポロ18号」は通信フィルム
リアルさを出すために 途中で途切れたり ノイズが入る回数が多い。
さらに 地上との通信も途絶えがちのため
NASAの意図は飛行士たちの想像の範囲。
また 突然驚かすような仕掛けはない。
SFホラーとしては 迫りくる恐怖は伝わってこず 淡々と進むストーリー。
月でのラストの印象は 恐怖より ヘルメット内のグルグルが気味悪い。
あっ 最後に「楳図 かずお」的世界になっちゃったという感じ。
都市伝説として さらっと見るには ほどよい90分。
ただ 劇場に見に行くほどでもなさそう。
日本公開はむずかしいかなぁ・・・