鎌倉の夜は早い。平日の7時過ぎになれば 多くの飲食店は閉まる。
若宮大路も二の鳥居をすぎると 暗さが深まる。
そのなか こうこうとライトを点けたサーフショップっぽい建物の一角。
昼間は見落としがちですが 夜は目立ちます。
昨年の夏 オープンしたカレーつけ麺の店
カウンター8席のみの 狭めの店内
ラジオから流れてくるは
84.7 エ~フエム♪ FMヨコハマ
客は奥に一人。季節はもう秋。
海辺の店々にも静けさが訪れている。
オーダーしたのは
カレーつけ麺&カレー茶漬け 並盛り(200㌘ 880円)
麺は太麺。辛さは5段階中 2番目の大辛で。
カレーつけ麺だけでも 想像つかないのに カレー茶漬けまで![]()
食べる前から わくわくしますね。
さて 5分ほどして飛び跳ね防止用の紙エプロンが渡され
カレーつけ麺が出てきました。
麺の上には 鶏チャーシュー 味玉と 数々の野菜。
オクラ じゃがいも 山芋 サニーレタス 白髪ねぎ カイワレ 梨 栗 etc
鎌倉野菜とうたってますが市場に出てないものもあり 全てでは なさそう。
しかし 具材一つ一つに 下茹でや下準備のあとがあり こだわりは深い。
大きめの椀のカレーつけ汁。麺 具材をつけていただきます。
スープカレーよりも濃い目のルー。中に 手羽元とひき肉が潜む。
スパイスは多くなく 辛さは唐辛子が基本。
あっさりした出来上がりなので 野菜の味を損なうことがない。
オクラ 山芋 梨の食感も充分。反面 味玉と 手羽は もっとカレーになじませたい。
太麺はシコシコで カレーによく絡む。
10年ほど昔 富良野で 初めて食べた ごろごろ野菜のカレーを思い出す。
それに近い衝撃。 おいしいっ![]()
ただ 思った以上に 口の中に辛さが残る。
中辛にすべきだったか・・・
一通り 麺と具材を食べ終わったとは お茶漬けの準備が始まります。
残った つけ汁に ご飯を入れ スープを注ぐ。
好みに応じて卓上のゴマとお新香を足す。
これで出汁が効いた 和風のカレースープが出来上がり。
さらに 中に沈んでいた ひき肉が よい塩梅でご飯と混ざる。
さらさらと 食べれば とどまっていた辛さが洗い流されるよう。
う~む いいですねぇ![]()
最後にアイスまで出て 〆。口の中は すっきり。
満足感でいっぱいとなりました。
麺屋 波
(つけ麺
/ 和田塚駅
、由比ケ浜駅
、鎌倉駅
)
夜総合点★★★★☆ 4.0

