満島ひかり 最高!『川の底からこんにちは』 | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

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満島ひかり


今 映画界で 一番輝いてる女優。これからも出演作が目白押し。

そんな 彼女の2009年度の 主演作品。ずっと 見たかったんだ~


川の底からこんにちは湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~


ストーリーは 単純。

YAHOOのデータから 抜粋です。

仕事も人生も妥協して生きてきた

ヒロイン佐和子が実家に戻り、

病気で倒れた父親の営むしじみ加工工場の再建に

奮闘する人生応援歌。


工場の従業員には相手にされず恋人に浮気されながらも、

どん底から開き直って成長していく姿を描く。


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前半の どもりどもりながら 連発される台詞の数々。

「どうせ中の下の女ですから」 口癖は 「しょうがないですよね」

すべてに ずれていて どんづまりに陥っていく。


石井監督のスカトロものへの執着。

腸洗浄されるときの やり取りが 大好き。


女医「じゃあ いやなことも全部 すいとっちゃいましょうね」

佐和子「はい。昔の男の思い出とか ぜんぶすいとっちゃってください。

     あっ・・・男に捨てられた思い出なんですけど

     あっ・・・しかも 4人分なんですけど」

女医「ただの冗談ですから。無理ですから。」


セリフの間の良さ。まず これが満島ひかりの魅力のひとつ。


実家に戻ってからの 工場のおばちゃんたちからの いたぶられ方も容赦ない。

かげぐち なんかされません。もう よく本人に聞こえるような悪口の連発。


しかし 後半の スイッチが入ったあとの佐和子がすごい

「こんにちは。駆け落ちした女です。」

おばちゃんたちが びびりまくる見事な開き直り。

「どうせ みんな中の下なんだから がんばんなきゃ しょうがないしょ」


静から動への 大転換。一気に パワーが炸裂する。

これが 満島ひかりの大きな魅力。


好きなのは 工場のリーダー格のおばちゃんの 決め文句。

「あたしは違う。あと月島さんも違う。

あとはみんな・・・でも大丈夫。そんなの問題じゃない」

この フレーズ 相当 問題のある 最高の状況で 2回使われます。


監督も最高。石井裕也。ほとばしる才能。

この作品のあと 満島ひかりと結婚してしまいます。わかるよ。


共演者の 配置も最高。父親役の志賀廣太郎。ヅラネタ 満開。

恋人役の遠藤雅。安住アナに 似た風貌と 調子良さ。


下品さと 人生の力強さが交錯する 喜劇映画。

クククという 含み笑いが連発して出る。どうしてくれよう この面白さビックリマーク


おすすめ度 5.0 5.0