先日、自宅でパンを焼くことがあるという方から聞かれました。
「計りはどんなのがいいですか? デジタルを使ってますが針が動くのがいいですか? プロの人はどんなのを使ってますか?」
このような内容でした。
答え。
どれでも好きなものを。
自分が使い勝手がいいと思うものを使えばいいと思います。
プロでもそれぞれです。
因みに、私はデジタルと下の写真の計りを用途によって使い分けています。
画像は干しぶどうパンの計量をしてるところです。
上の段の重りのような物が付いている側は200g単位で設定します。
200g以下は下の段。
たとえは360gを設定したい時は、上の段を200gに、下の段を160gに合わせます。
写真は干しぶどうパンの生地を計量するために530gに設定してあります。
530gが2個で藤花の干しぶどうパン1本になります。
最初に分割して乗せた生地は530gに満たない重さでしたから、計りの目盛りがついている竿は全く上がりません。
それで少し足します
設定した重さと計りの上に乗った生地の重さがぴったりだと竿は真ん中で止まります
竿の先端に重りをぶら下げるタイプのもありますが、私は見た目はちょっと複雑そうだけれど設定がスピーディーにできるこれが気に入ってます。
ご家庭でのご使用ならこのような計りはお勧めしません。
デジタルに比べて大きいので使わない時に邪魔です。
そして・・・ここが一番オススメしない理由、値段が高い。
半端なく高い。
私が使っているのは比較的軽いですが、先端に重りを乗せていくタイプのは計りそのものがやたらと重いです。
そのタイプのを大小2個持ってますが、ほとんど使っていません。
このタイプのアナログ計りは耐久性がありますが、値段が高い(結構性能のいいデジタルと比べても10倍以上)、デジタルに比べて場所を取る、重い。
ご家庭のキッチンで焼くのなら、そこまでの耐久性も考えなくていいでしょうから、質問してくださった方にはデジタルをお勧めしました。
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