小豆のスープ | 藤花の食パン&天然酵母パン秘話

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無添加、手作りをキーワードに奮戦する店長の日常

日曜日・・・パシャパシャ雪解け
月曜日・・・ビュンビュン吹雪
火曜日・・・チラチラ雪  雷あるかも予報出てます


ニンニクと玉ねぎを炒めて~~~

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予め煮てあった小豆を汁ごと入れて、コンソメスープの素と塩コショウ
二種類のスープを作りました。


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昔、フィリピンで教えてもらった緑豆のスープを小豆で作ってみました。


緑豆は現地ではモンゴと呼ばれていました。
ネットでもフィリピン料理として緑豆スープが紹介されていますが、肉入り、具入りでなかなか豪華版のモノがUPされています。
でも、私が習ったのは貧しい地域の人達からだったので、僅かに葉モノが入っているだけ、肉系のモノは入っていませんでした。
たぶん、こちらの方が一般的だと思います。
調味料もニンニク、塩、胡椒だけでしたが、ネットで紹介されているのはナンプラー他も使われています。
玉ねぎも入っていませんでしたが、日本に戻って自分で作る時に入れて見ました。


今回はパンに添えて頂きましたが、フィリピンではご飯にかけて食べていました。
すっごくお腹いっぱいになります。
私が遠慮しないで沢山食べるように
「貧しい人の食べ物だよ、お金持ちは食べないよ」 と笑いながら料理していたフィリピンの人の声を思い出します。


小豆はビタミンB群や鉄分、ミネラルが豊富なので餡子にするだけではもったいない
緑豆は日本では栽培されていないので国産は手に入りません。
それで小豆で作ってみたというわけです。
特に外国産がよくないと言う意味ではありません。
なんとなく国内農業の小さな小さな応援の気持ちです。

小豆も緑豆も同じ系統の豆ですから




もう一種類はこちら

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少しブレンダ―でマメも玉ねぎもつぶしてポタージュ状にしました。
ドロッとし過ぎたのでお湯で少し緩めてクルトンも浮かべて


これも思い出のスープに似せて作りました。
やはり昔イランに行った時、ドライブインで食べた豆スープを思い出して。


日本では朝にみそ汁を飲みますが、向こうでは朝にスープを飲まないと思っていました。
なぜなら、トルコで朝にスープを注文したら大慌てされて、近所の他のレストランから昨夜の残りを探して来てくれた事があったからです。
後で聞いたら、朝にスープを飲む習慣が無いとか。
アメリカ人からも同じように朝はスープを飲む習慣がないと言われた事がありました。
ところが、イランで朝ご飯を食べるためにドライブインに入ったら、豆のスープを出されたんです。
他にはメニューは無く、朝ご飯としてはその豆のスープしかありませんでした。

その時のスープの色が小豆色だったんです。
豆の形が崩れるくらいに煮込まれていたので豆の種類が分かりませんでしたが、皮付きのレンズ豆だったのかな?と思っています。
それで、それっぽくブレンダ―デつぶして、イランの豆スープに似せてみました。


まだ煮た小豆が残ってるので、これは・・・・ウっフッフ・・・・お汁粉にしよう






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