凸凹だったCT造影から、1か月後経って | 卵巣がんになった`zaki‘の空間遊泳

卵巣がんになった`zaki‘の空間遊泳

2006年秋「悪性卵巣腫瘍の疑い」と告げられ、治療→再発転移を幾度も繰り返す。
◆受けた治療:手術4回・化学療法5ライン・放射線1回・がんカテーテル治療15回
◆現在: リムパーザ錠服用中
♫ 卵巣がんと長~くお付き合いしている、現役患者です。

前回CT結果で軽いショック状態に陥って、浮上したところ猛暑に襲われバテそなざきさんです

先回の診察(2週間前)からとっても気になっていました。

右矢印 リムパーザさんの攻撃をすり抜けて、大きくなっていた〈注目の新人?腫瘍〉はどう動いたの!?


答えは3択
 ・あ: 増大
・ い: 不変
・ う: 縮小

「あ」の様な気配は感じない全身状態ですが、たまーにヤツがいる場所付近だろうと思われる辺りにヤな痛みが走ります

う〜〜む 

今回のCA 125値が上昇しているなら、間違いなくヤツはドンドン成長しているでしょうねぇ...

そうなってたら
 ・想定:ア
・ 想定:イ
 ・想定:ウ

くらいまでは、ぼんやりと対策を妄想しておりました(内容は...内緒にしておきますww)

はい、今週の結果出ました!

[マーカー値、先月より「5」だけ減少

数字としては微々たるモノですが、ざきさんの腫瘍はマーカー値に敏感に反応致します。
コレは非常に良い結果でした

1ヶ月前より減少したので、3つの選択肢の「ウ」は除外できました
良かった良かった


主治医「とっても良い結果が出ていますよ。貧血も全身状態も問題ないので、この量で継続していきましょう」

有り難〜いお言葉でした


で、久しぶりの内診です。エコーで腫瘍の様子を確認して先月のCT結果と比較します。

私の場合ですが、問題が起きる場所が下腹部(出口にかなり近い)です。エコーでよく見えるんですヨ。

いつも通り、私もモニターをガン見しつつ主治医の説明を受けました

もはや内診室のカーテンは不要となっておりまするww

まずは〈注目の新人?腫瘍〉。黒い影がしっかり見え、大きさは「計測値32mm」とモニターに出ています。

「CTに映っていたサイズと殆ど同じですね」

そしてグリっと以前から良く腫瘍が見えていた部分を診て

「以前に複数見えていた腫瘍も、全く見えなくなっています。前回の内診時に痛みがあった場所はっと...」

前回の内診時(リムパーザ服用前)、器械が腫瘍に当たって『うっ、痛〜いと珍しく口に出してしまったトコロがありました。その時はその部分をシッカリいろんな方向から確認されたので、イタいイタいって...その後2日くらい引きずった程痛かったです。

が、今回は痛みナシでした

大きさもとっても小さくなっていたので、奥の方にチマッとやっと見えたくらいです。

でもね、器械がカチッと当たる感覚はしっかりと感じました。

主治医も器械を通して感じたらしく、
「ああ、間違いないですね。コレでした。今痛みはどうですか?」

「ちょっと痛い程度で、重さのある痛みではありません」

と無事にエコー検査でも、改善された事を確認して頂きました


余談デスが、皆さまご存知でしょうか?
腫瘍は硬いんです(ただし全部の腫瘍ではありません。が、卵巣腫瘍の場合はかなり硬いそうです)
自分で複数の専用血管まで造って大きくなろうとしているツワモノですからね。個人的にタチが悪いって証拠だと思ってマス。


今回10mm以下と計測された腫瘍デスが、本当に「カチッと当たる感覚」が来るんですヨ。余計な話ですみません。



はい、戻って続けマス。

「では、大きくなっていない様ですので続行しましょう。長い方は数年服用しているとの話しも聞きますので、このまま順調に行けば良いですね」


「ありがとうございます、先生。でも私、数年なんて望んでません。実はもう今年の冬は超えられないと思って、n〇〇まで解約したんです

「あら。ほほっ、そんな事までしたんですか?そんな、ざきさんは大丈夫ですよ」

→ 医師の発する『大丈夫』は信用度低しと思っている患者には挨拶にしか聴こえてないのは、ナイショの真実ですww


で、そろそろ田舎大型大学病院でもリムパーザさまを開始している患者さんが増えているハズ、と思い質問してみました。

「先生。私はリムパーザで順調に結果が出ていますが、全体的にもこんな感じですか?」

「うーん...個人差が大きいですね。やはり吐き気で継続できない方が目立ちます。吐き気止めの薬を飲みならがってケースが多いですよ」

「そうですか...。これは仕方ないですね  私って吐き気には苦労した事ないので、有り難い限りです

「まあ正直、私達がまだ把握できていないお薬ですからね。もっと症例を見ないと何とも判断できないんですが、良い結果だけ出ている訳ではありません」

さすが慎重かつソツのない主治医のお言葉でした


ならば、と私が感じている〈リムパーザ錠の影響ではないか?〉と思われる不快な症状を伝えて診察終了となった次第です。

以下、ざきさんの感じた異変デス。

服用後、苦味が強く出て「お口直し」が必要

味覚異常が起こり、水さえも苦くて飲むのが辛い日がある。ただし、2日以上続いた事は無かった。

疲れた〜〜と感じた日は、夜になると口内炎が起こる。

「眠い・怠い」は、リムパーザ錠が原因かどうか不明。でも、服用直後よりは軽くなっている。

以上。



うーーーむ

やはり、まだまだ不明な事が多いリムパーザ錠さまでありますねぇ。

維持療法って??  なんじゃろう??  

未だに、自分自身が「こういうモノです」と言い切れないもどかしさを感じています。


リムパーザ錠服用後、3ヵ月過ぎた結果報告でした


毎日暑い暑い日本列島です。私もなるべく外出を控えたり、メルたんの毛皮には触れないようにしています(笑笑

ど田舎に引っ越して、朝晩は外で息ができるようになりました。夕立も来ますしね

先日大都会に出て「もうこんな所で生きていけない」としみじみ思いました。

でも文化生活には縁遠くなって...

やっとこ久々のを食べてまいりました。