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食空間のコーディネーター@いとうむつみです。
東京に住んでいた小学校4年生までは、お誕生会がさかんでした。
今のようにかわいい便箋や封筒がふんだんにあった時代ではありません。1枚1枚、画用紙に手書きで招待状を作りました。
どこの家庭でも、お昼ごろからお誕生会が始まりました。
昼食のご馳走をいただき、お誕生日のプレゼントを披露して盛り上がりました。
その後一度外などに出て、ゲームなどをして室内に戻りました。
おなかも一杯になり、気分を変えるには外で走りまわるのが一番でした。
「だるまさんがころんだ」や「手つなぎおに」や「かごめかごめ」と外の暑さなんかへっちゃらでした。
その間に母は忙しく片づけをし、次のイベントの準備をしていたのだと思います。
最後にお誕生会のイベント、ケーキにロウソクを立て、一気に灯を消し、みんなでいただき、お開きとなりました。
私の誕生日は夏だったので、このイベントの時はカーテンを閉め、扇風機を消し、汗をかきながらの思い出があります。
母が作ってくれた定番メニューのひとつに、卵たっぷりの手作りアイスクリームがありました。
アルマイトのお弁当箱に材料を入れ、何度もかき混ぜて作る、手間がかかっているバニラアイスでした。
よそのお宅におじゃますることで、子供ながらマナーを身につけました。
皆お行儀良く、「おじゃまします」「いただきます」「おじゃましました」と挨拶をしており、学校の様子とは違った面が見られ、子供ながらによそ行きの顔をしていました。
イギリスでも、子供たちはティーパーティーでマナーを覚えていくそうです。
子供のパーティーでは、年齢にもよりますが、汚しても大丈夫な工夫をします。
大人だって、食べた時に、必ずクロスにはねたり、しみがつきます。
飲み物は、割れないようにと紙コップを使うと、かえって安定が悪いので、底の安定したグラスを使うほうがいいと思います。
メニューは、いつも食べ慣れているものを、盛り付けで工夫をします。
一口サイズにし、竹串に刺して、手で簡単につまめるもの。
おむすびなら、一口サイズをラップに包み、リボンで結べば、それだけでご馳走になります。
サンドイッチも具を巻いて、ラップで包み、両端をリボンで結べば、キャンディのようです。
お金を掛けずに、ちょっと工夫して、楽しんで欲しいと思います。
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