夏はやっぱりそうめん!ですが、腎臓病では? | 腎臓病でも家族と同じ料理が食べられる「腎臓病食おうちごはん」

腎臓病でも家族と同じ料理が食べられる「腎臓病食おうちごはん」

スーパーで買える食材で、たんぱく質を減らした料理や、減塩した特別な食品を使わなくても食べらる献立をご紹介していきます。腎臓病の食事療法に悩んでいるご家族のための腎臓病専門レシピ/総合病院の管理栄養士として栄養指導数3254件の実績でサポート

管理栄養士の菜々子です。

夏はやっぱりそうめんやざるそばでしょ。

冷たくツルツルっと、喉越しがいいですね。

これを腎臓病の方向けに
考えてみましょう。

そうめんやそばは穀類で、
炭水化物が主な栄養素です。
タンパク質は少なめでいいですね。

エネルギーはありますが、
多いとは言えません。

そうめん  乾1わ(100g)あたり
エネルギー 356kcal
たんぱく質 9.5g
炭水化物  72.7g
塩分    3.8g(ゆでれば0.2gになります)

そうめんやそばは単体で
食べることが多く、
エネルギー不足になりやすい
のが特徴です。

おかずに揚げ物を取り入れ、
油でエネルギーアップしましょう。

野菜の天ぷらやフライがいいです。

それから、めんつゆは塩分が多いです。
蕎麦湯で割って、最後まで飲み干すのは厳禁‼︎

めんにベッタリ浸けるのではなく、浸すのは半分くらいにして、サラッといただきましょう。


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そばはカリウムがとても多いです。
そばはやめておきましょう。
白い麺(そうめんやうどん)は大丈夫です。

夏の料理をお楽みください♪

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食生活改善サポート
管理栄養士 大野菜々子
管理栄養士として11年目。栄養指導件数3159件。

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