「将棋界の一番長い日」~藤井名人への挑戦権は誰の手に、また陥落者は??
1月31日、名人戦A級8回戦が一斉に行われました。トップを走っていた豊島九段は、勝てば挑戦権獲得でしたが、終盤に2連敗し、最終局に持ち越されました。しかし、依然勝てば獲得になります。
8回戦終了時点の成績一覧
この時点で、挑戦・陥落に関係のないのは、順位1位の渡辺九段のみです。挑戦権獲得の可能性があるのは、豊島九段、永瀬九段、菅井八段の3人です。豊島九段は、最終局に勝てば挑戦決定ですが、負ければ3人によるプレーオフの可能性が出てきます。
一方、陥落者は、上記の4人以外、誰にも可能性があります。順位の低い、佐々木八段は勝つことが絶対条件ですが、それでも自力ではないところが辛いです。
順位戦は、順位が1勝の重みを持ちます。同率では、下位の棋士が陥落となります。