本当の事をいうと、唱玄 さんが考案した弁天はどんな形をしているかわからん。だって、唱玄要集 には、


其ノ陰ノ音ハ 地ニ沈シ 其ノ陽ノ音ハ 天ニ昇ル

其ノ陰陽 混ザリシヲ以チテ 弁天ノ妙ナル音トス


・・・・とか、観念的なことしか書いていない!


想像で、補うしかない。まあ、二つの別の音が混ざり合ってる楽器ってことには違いないだろう。


そんで、地に沈む陰の音は低音、天に昇る陽の音は高音の事だ。つまり、ベース三味線の合体楽器=弁天なのだと、勝手に解釈しました。しかし、想像するのは自由だけど、そんな楽器どうやって造ったらいいのかあれこれ悩んでいたら、ネットで見つけた!


そう、ハナムラ楽器 !!


まだ知らない人は、リンク繋げておいたから是非HPだけでも見て欲しいんやけど、明大前にあるこの楽器屋さんでは、なんと世界に無い楽器を創ってくれる店なのだ。


実際にハナムラ楽器に行って、花村芳範氏に、


「ベースと三味線の合体楽器って造れますか?」って聞いたら、


「あ~造れるよ~。」


と、あっさり造ってくれた。かれこれ2年前の事やね。最初は、なかなか思うように鳴ってくれんかったけど、弾けば弾くほどい~音になってきた弁天。いや~、やっぱり花村さんは名工やわ!



花村芳範

                            ↑花村芳範氏




幣さわり

この、よく神社なんかでお払いに使う棒みたいなやつが、唱玄 さんが苦心して弁天に取り付けたと言われている、幣ざわってやつ。ぱっと見は何でもないように思えるかもしれんけどね、唱玄さん、コレを開発するのにまるまる1年かかっとる。いや、何のことはない三味線についているサワリと仕組み的には全く変わりが無いんやけど、最初にこの仕組みを考えたのが唱玄さんらしい。わざわざ綺麗になっている楽器に雑音を加える装置をつけるっちゅう、その発想がスゴイねぇ。



幣ザワリハ 即チ 森羅万象ノ 音ナリ


例の唱玄要妄集 には書いとるよ。また、大袈裟なこと書いとるね。でも、確かにこの「びよ~ん」という音は自然界を構成している音のような気がするわ。



この唱玄要妄集 を読むにつれて、宗教という言葉に対する俺のイメージが変わってきた。

果たして宗教とは、俺が思ってるほど胡散臭くて、いかがわしいものなんだろかと。


そもそも、ウチの父親がマルクス主義かぶれで、なにか主張する時には「これは、科学的に証明されてるんだよ!」とかって、大袈裟な身振りで喋る家庭で育ったから、「科学的に証明されてる」と言えばそれが正解なのだという気で、いた。


でも、ある程度生きてきて思うけど、科学って何なん?常識を疑う視点の事なんじゃないん?


語尾に、「・・・・と、科学的に証明されている。(というデーターが出ている)」というだけで、なんか、それが事実なような気がしてしまう俺は、科学という宗教に洗脳されている・・・気がする。


そんなコンナで、俺が運営しているウソペディア も真剣に遊べば「科学的」なサイトなのかなぁと思う今日この頃です。あ、お問い合わせが多かった弁天の紹介映像、つくりました。



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