手ぶらで通える書道教室 佐久間 しょうげつ です
先日、一般の部師範をめざすコースのKさんとこんな会話をしました。
たくさん貼られた小学生の作品を見て、
「みんな上手ですね。小学生のコースも、大人のコースのように、こんなに細かく丁寧に教えてくださるんですか?」
「きっと、だから上手になるんですね。私が小学生の頃に習っていた書道教室では、こんなに細かく丁寧に教わったことはありませんでした。」
という内容です。
Kさんは、小学生の頃、お習字を習っていたそうです。
広い教室で、何十人も入れるので、時間はとくに決まってなく、自由な時間に来て書いて、自由に帰ったそうです。
何枚か書いてから、作品を先生のところに持って行って、添削をしてもらいます。
そして、また練習してから先生のところに持っていくそうです。
一般的な書道教室のスタイルだと思います。
書道教室は、何より経費がかなりかかるので、仕方のない現状だと思います。
うちの書道教室は狭いので、そんなにたくさんの人数が入れるわけではないのですが、きめ細やかな指導をしたいと思っているので、少人数スタイルでやっています。
何枚か書いてから持ってきてもらって添削をするのではなく、一枚一枚私がまわって添削します。
添削するために並ぶ時間も有効に活用したいことと、添削に来てもらうと、どうしても反対向きで添削を見ることになりわかりづらいためです。
そして、1時間みっちり20枚書きます。
1時間みっちり20枚・・・というと大変な気もするかもしれませんが、
(普通の教室は7枚~10枚くらいだと思います)
30分集中して書いてから5分間の談笑タイムをとり、その後10分集中して書き、10分間名前練習、5分間で名前の清書。
というスタイルなので、そんなに疲れずに楽しく書いています。
中間のおしゃべりタイムがみんなとても楽しいようで、交流も深まっています。
そして、この教室の何よりのこだわりが、
手ぶらで通える ことです。
「弘法筆を選ばず」とは言いますが、やはり、良い筆は書きやすいです。
学校で使う一般的な筆、しかも、小学生ではなかなか手入れも行き届かずぼさぼさになってしまった筆では、なかなか良い字は書けません。
とはいえ、高価な筆をそれぞれ購入してもらうのも各家庭の負担が大変です。
しかも、その高価な筆を学校で傷めてしまったら・・・お母さんもショックなことでしょう。
紙もそうです。
文房具屋さんで売っている安くて薄い紙は、せっかく上手に書けても、墨が血走るようににじんでしまったり、吸収が悪くて流れてしまったりします。
ある程度の紙を購入しても、書道道具にしまっているうちにぐちゃぐちゃになってしまうこともあります。
そんな紙では、せっっかくのやる気も失せてしまいます。
本来なら、書道道具の使い方もしっかり学んで、きちんと使用できるようになるのが一番良いのですが、長年の高校生の指導でもままならなかったことなので、なかなか難しいのが実態ではないかと思います。
そのため、筆は最高級、紙・墨汁はそこそこのものを揃え、こちらで管理することにより良い状態で書けるようにしております。
楽しく上達する書道が学べる教室をめざしています。
お申し込み・お問い合せは・・・
090-7406-2549 029-275-3565
日本書作院同人・書魁社師範 佐久間 しょうげつ
プロフィール「私と書道」
レッスン案内
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月曜 18:00~(中学生・一般)
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土曜 10:00~11:30 (中学生のみ)
<水戸姫子教室>
第1・第2・第3土曜
15:30~ 一般・小中学生
17:00~ 一般・小中学生