「山城の天守見上げし霧の中」
<二日目>備中松山城
■姫路7:31→岡山→備中高梁9:40
9:50予約済みの乗り合いタクシーに6人が乗り、ふいご峠(8合目)まで行く。通常タクシーでは1,500円するが、乗り合いでは600円で済む。駅には、映画「男はつらいよ」のフーテンの寅さん」の旗がなびいており、8作と32作のロケがあった。たしかに見た記憶がある。
ふいご峠には簡単に着いたが、これから上り坂や階段を700mほど登山しないと行けない。リュックを預けてくればよかったと反省。
頑張って登っていくが、かなり大変!休み休みの登りが続く!
霧が朝から凄く、晴れそうにない。
さすが、現存天守がある山城では日本一高い城とのこと。
標高430m、比高でも300m近い高さの山にある備中松山城は、簡単には登城させてくれない険しい山城。徒歩でも1時間以上の山道を登らねばならず
険しい山肌の上に築かれた備中松山城。この険しさや、そびえ立つ石垣に、見覚えのある方がいらっしゃるかもしれません。2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』のオープニングにて、CG合成され、想像のなかの真田氏の城として登場しています。
天守といってイメージするのは、白い外観が特徴の姫路城や、黒くてカッコイイ松本城など高層の建物でしょうか。一方、備中松山城は二重二階、高さ11mほどの構築物。現存天守12城のなかでも最も低い天守です。
当日は、眼下に雲海が広がり、下界は見えなかったが、これほどの雲海は珍しいと、地元の方も言っておりました。
帰りの乗り合いバスで駅まで下りたが、駅ビルから臥牛山を望めば、山頂に天守がわずかに見える。よくまあこんな高い所に城を作ったものだ!、城を攻めるのも大変ですね。
次は、備中高梁12:41の伯備線にのり、松江城を目指します。