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ウェイン・ショーターとプリンス、そしてCassandra Wilsonの新譜が発売されると必ず買ってしまう。はずれというものがない。どれもクオリティの高いものをリリースしてくるから。
ウェインは、僕がジャズを聴き始めた20年ほど前、ほとんど作品を発表していなかったから彼の新譜といっても90年代半ばに発表された「ハイライフ」から。プリンスは名作「1999」以来ずっと。で、Cassandra Wilson。
Mベースの頃の作品は残念ながら未聴なのだが、New Moon Daughter以来彼女の歌声には感心されっぱなし。洗練された部分と土着とでも言えるものがバランスよく混ざり合い、聴いていて心地よい。
このアルバムでも現代最良のBlack Musicを楽しむことができる。中でもRed River Valleyでギター一本をバックに熱唱する彼女の声の音色が素晴らしい。