小学3年生で習う漢字『宮』です。部首はウ冠、総10画です。成り立ちはウ冠が屋根、口が建物を表していて、建物がいくつもある様子を表しています。つまりは宮殿ですね。

※『宮』の書き方

ウ冠の字はたくさんあるのですが、大きく分けると2種類に分類されます。それが大きなウ冠と小さなウ冠です。同じウ冠でも大きく書く場合と小さく書く場合があるのです。

大きなウ冠は、宇・宗・宙・寅・寝・・・など
小さなウ冠は、安・定・宏・寄・守・・・など

宮は大きなウ冠に分類されます。

※『宮』の筆の動きと筆順

①起筆は45度で入筆し、全体の中心に書きます。
②は原則として外側に向きます。
③は中の空間を広げるために、転折で一度筆を右下にトメてから左下へ払います。※賞状技法士の書き方です。
④真下に向かうつもり。
⑤90度に転折するつもり。筆の太細で内側に入っているように見せます。
⑧も同じく真下に向かうつもり。
⑨も同じく90度に転折するつもり

口ですが、逆台形の形はバランスが崩れやすくなるので、縦画を中心方向に入れ込みすぎないように注意します。

※『宮』の書き方のポイント

ウ冠は中心の①に対して右側が長くなるつもりで書くとバランスが取れます。理由は転折部分の存在です。転折部分が無いと左右均等だったりします。転折の分だけ右に長くなるということです。

上下の空間は均等を心がけます。均等を考えると、ウ冠と呂の距離がわかります。これが狭すぎても広すぎてもカッコ悪くなるので、結構重要ポイントです。

そして、何気に難しい呂。上下の口の左側の縦画と右側の縦画同士の関係がポイントになります。下の口の右の縦画の方が大きく出張るように書きます。

口は縦画は下に、最終画は右に出すうに書きます。これは文字を書く上で基本なのですが、活字と形が異なるので注意してください。

動画はインスタに公開しています。

おわり

 

 

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