過去を創る | ある夜いきなり、絵描きになったもので

ある夜いきなり、絵描きになったもので

 ~全くの素人から、国連絵画展日本代表になり、
 ”こころに響く画家”を模索する、
 Shino こと、上川詩乃のブログです~

 

こんにちは、Shinoこと、上川詩乃です。

 

 

前回の記事で、私の子供時代について

回想しましたが、

今日は「記憶」について書こうと思います。

 

 

私は記憶力はいい方でして、

先日、学生時代の友人と集まった時も

「よく、そんなこと憶えてるね~ガーン」と、

当時みんなで撮った集合写真の話題に

花が咲いたりしました。

 

どーでもいいことばっかり憶えてます。

 

 

 

でも、最近読んだ本にはコワイことが

書いてありまして。

 

 

『脳はなぜ都合よく記憶するのか』

(by ジュリア・ショウ)

によりますと、

 

「間違いなく、こうだった。

その時の場面も、そこで感じた

自分の気持ちも憶えてる」

などと自信があったとしても、

 

人間の記憶は、かなりいい加減

なのだそうです!アセアセ

 

 

 

意図的にニセの記憶を植え付けることも

結構カンタンらしく。コワッ 

 

例えば(幾つかの実験では)

「ご両親がこんなことを言ってましたよ」

と断言するとか、

捏造した写真を見せる、とか、

 

幼なじみの名前などの本当の情報と

織り交ぜて誘導するのです。

 

その際重要なのが、

場面を思い浮かべるよう指示すること!

 

すると数回後には、多くの人が

「ハッキリ思い出しました。

あの時は、こんな気持ちで・・・」などと

感情豊かに話し始めるんですって!ガーン

 

思い浮かべただけのことでも

脳は「現実」にしてしまうんですね・・・

 

 

 

そして、このような意図的な誘導が

無くても、

自然に思い込みや混同は

かなりの頻度で記憶に起きている。

 

なので、ひとりの人の証言だけに頼った

有罪判決は、証言者に悪意が無くても

かなり危険なのだそうです。

 

 

そして、脳が忘れるように

都合良く解釈するように出来ているのは、

それが健全な精神に必要だから。

 

 

 

 

でもね、こんな風に、

「あなたの記憶なんてものは

ぜんっぜんアテになりませんよ」と

突きつけられると、

 

じゃー、「わたし」って何?

「これが私です」って

認識してるもの、って何?ショック

ってなりませんか!?

ニワカに記憶喪失者になったかのような

そんな頼りなさを感じませんか!?

 

 

そういう疑問に対して著者は、

「あなたとあなたの周囲の人にとって

幸せな記憶を採用すれば良い」

と書いているのでした。

 

 

チューリップ赤あじさいヒマワリもみじ雪晴れくもり雷雨星空

 

 

 

 

よく、”過去は変えられない”

と言いますし、

 

私も、”起きたことへの解釈”だけが

変えることの出来るものだ、

と思っていましたけど、

 

脳にとって、現実も夢も同じであるように

過去も

現在も

未来も

私の脳内にだけ存在するものであれば、

それは如何ようにも変えていける、

創っていけるものなのかーーーーーおーっ!

 

だったら、世界でいちばん、

しあわせな人間になれる、よね?

 

私はちょっと貧困な、想像力・創造力の

持ち主ではありますが・・・グラサン

 

 

 

 

前回のメグリさんの絵本の記憶のように

すっかり忘れていたはずのことが

急に甦ってくることもあるし、

 

記憶、って不思議

脳、って不思議キラキラ

 

 

 

 

 

 

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