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共感覚・synesthesia・文字に色が見える世界

共感覚と共に生き、文字や数字に色の見える世界を綴る。
Living with Colors - English and Japanese Bilingual Site About Synesthesia.

共感覚・synesthesia・文字に色が見える世界-タスマニアクレイドルマウンテンAzure sky

「3」のどこまでも青く澄み渡る空の色に出会えた。

タスマニアのあの青い空を見て、共感覚を持っていてよかったと初めて思いました。

共感覚がある事で何か特別な事など人生で一度もありませんでした。

もっとも私の共感覚は至極平凡なもので、わざわざ自ら名乗り出る程でもないわけで、けれども、もしかしたら、特別な事だったのかもしれないのだけど、それは私にとって当たり前過ぎて気がつかなかっただけのかもしれない。

でもね、

「文字に色が見えるのですが、ご興味ありますか?」

いきなり送りつけた突拍子もないヘンテコなメール。

それが、きっかけ。

日本と国外を行き来する生活で、海外にいる期間も長く、共感覚について自分なりに色々と調べていたですが、私の住んでいる地域ではあまり研究が進んでおらず、認知度も低く、唯一、返事が帰って来たのが、大学でアートとコミュニケーションに関して研究しているオーストラリア人のビリーさんからでした。

その一通のメールで、生涯の大切な親友に出会い、私はあの美しいタスマニアを訪れることができたのです。

それから、ビリーさんとは奥様と可愛い坊やと家族ぐるみで親しくなり、そのつてで私自身も大学で講義をしたりすることもありました。

けれども、数年前にとうとう一家がタスマニアに帰国することになってしまいました。

一家がタスマニアに行ってしまった後は私も編集部での報道の仕事が忙しくなり、共感覚どころではなくなってしまい、あまり共感覚について触れる事が無くなってしまいました。

仕事が一段落し、長い休暇を迎え、突然、思いついたのです。

タスマニアに行こうって。

すこーんと晴れた日のホバートのカフェ。

共感覚やアートについて語り合う中、

文字に色がみえるっていうだけで、知り合って、タスマニアまで来たんだよね。

面白い縁だよね。

うん、そう思う。

3 is an azure sky

そうじゃなかったら私はこんな素晴らしい青空に出会う事もなかったろうから。

共感覚について調べている中、行き詰まりを感じていたとき、社会学、認知心理学、そして、芸術など様々な分野での総合的な研究を行っている新しい分野の学部のコミュニケーション・ニューメディア学科の研究員のビリーさんから連絡がありました。

タスマニア出身で、日本の大学で研究していたこともあり、現在は、国立大学でバーチャールリアリティーを用いたアートとコンピューター技術を融合させたソフトウェアの開発をしています。

ビリーさんの友人が色と音の共感覚を持っており、自身も音楽を専門とするアーティストであり、大学には専門的な研究室はないが、とても共感覚には興味があるとの事でした。

私としては、新しい情報は得る可能性は少なくても、共感覚という言葉を知っている人に出会えただけでも幸運ですし、学問的なレベルで話す事ができる機会がある事は、嬉しい限りででした。

「∧」という文字を書いて、これが何に見えるかと聞かれました。私は文字と数字しか色が見えず、記号には色がありません。

ですので、「∧」には色がないというと、文字をひっくり返すと、「V」になります。また回転させる「7」になり、棒をつけたすと「A」になり、さらに紙を回して、その真ん中の棒が突き抜けると「4」になります。

くるくると紙を動かす度に文字が変わる度に色も変わり万華鏡のようです。それがあまりに面白いで遊んでいると、ビリーさんは、君とだと紙一枚で一日中遊べそうだと笑っていました。

人が世界をどのように認知するかに非常にビリーさんは、興味があるそうです。そのきっかけは、幼い頃の白黒テレビでした。

彼の弟がカラーテレビが欲しいと言った時、意味が分からなかったそうです。

というのも、テレビの白黒のアニメにはコミックブックで見るのと同じ様にテレビにも色がついていると思い込んでおり、彼にはカラーに見えていたそうです。

弟がテレビは白黒だと言ったとたんに、色は消え白黒にしか見えなくなってしまったそうです。

この場合、想像や思い込みにより視覚の補正をしていたと考えられ、消える事のない共感覚とは本質的には違います。

しかし、人が見ているように見えているわけではないという事は、案外日常的に起こっていることなのかもしれません。

自分の見えるものを共感覚を持たない人に説明するのは難しいことがあります。

けれども、自分にとっては当たり前の事で気が付かないことを教えられることもあります。

共感覚を持たないからこその鋭い質問もありました。

自分の中で篭ってしまうと見えないものが、人と話すことで発見できることもあり、もっと共感者と共感覚に興味のある人が交流できる場所があればと思いました。

そして、ビリーさんの出会いがこうしてブログを立ち上げるきっかけにもなりました。

<取材の依頼>

共感覚などに関しての執筆、取材等の依頼もお受けしております。共感覚以外でも特に東南アジア周辺の取材を得意としています。日本、海外での英語、日本語をいかした執筆、撮影どちらも可能です。
| For English-Speaking Visitors |

共感覚・synesthesia・文字に色が見える世界-synesthesia color photo0 is a crystal
1 is a pearl
2 is a ruby
3 is an aquamarine
4 is an amber
5 is a lapis lazuli
6 is a jade
7 is a coral
8 is an amethyst
9 is an obsidian
10 is a moonstone

Letters and numbers have always had colors for me; a vivid world of rainbows would jump out at me whenever I opened a book.

For as long as I can remember, I have seen colors on letters and numbers. It is as natural to me as how most people think of the color red when they think of apples; I assumed that everyone in the world experienced the amber of the warm winter sun or the gold of vast flower fields whenever they saw the letter A.

In fact, I considered these experiences so natural that I found no point in expressing my feelings about this to anyone else for a very long time.

I only recently learned that what I have is called Synesthesia and I decided that I want to share with everyone the different way in which I see and feel the world as a Synesthete.

At the time of this writing, I could not find a website that discussed Synesthesia in both Japanese and English, so I started my own which I hope will act as a bridge to help English speakers understand how the Japanese-speaking community view Synesthesia and vice-versa.

<As a synesthete>

I am a Japanese color grapheme synesthete who sees colors on numbers and characters which include the Roman alphabet, Japanese (hiragana/katakana), and some Chinese characters (kanji).

I have Masters degree in journalism from a university in the U.S. and I worked as a journalist at an international news agency. My news desk days were hectic, but now I want to focus more inward and learn more about synesthesia -- and decided to start this blog.

There is currently a large gap in focus between Western research on synesthesia versus what I am looking for; Western researchers are more interested in mapping what colors are triggered by certain visuals as well as its genetic causes.

I want to know more about synesthesia within the context of liberal arts, its place in literature, the arts, religion, and philosophy.

To achieve this deeper level of understanding and meaning of synesthesia, we need to combine with more Far Eastern ideas.

I hope to help bridge the differences between Easter and Western synesthetes and increase the breadth of Synesthesia research.

<Looking for Synesthete Artists>

Please send me a message in English or Japanese if you are synesthete artist (creator/designer), or even if you are not an artist or synesthete but are interested in synesthesia.

I am also available for employment opportunities:
Freelance - Articles and Photographs
Translation - Japanese and English

Contact: synesthesia303(at)gmail.com

これまでの執筆、撮影の経験 (Work Experience):
ロイター通信社 (Reuters)
サンフランシスコマガジン(San Francisco Magazine)
朝日新聞 (Asahi News paper)
アエラ (AERA)