シクシクは、手のひらに乗る ワクワクの種 をじっと見つめていた。
小さく淡い光を放つそれは、ノワノワの中に 確かに存在していたワクワク の証だった。
「ワクワクの種……。」
シクシクの胸の奥に、ふわっと温かいものが広がる。
✨ ノワノワが選び取ったワクワク。
✨ そして、シクシク自身もまた、新たなワクワクの道を選んだ。
―― 「シクシク。」
静かな声が、意識の奥から響いた。
「……!カイチョウ!!」
シクシクは、ゆっくりと顔を上げる。
―― 「ワクワクの種を集めよ。」
「ワクワクの種を……集める?」
シクシクは、思わず呟く。
―― 「お前はすでに知っているはずだ。」
―― 「この星には、まだ多くの迷える者がいる。」
―― 「彼らの心の中にも、ワクワクの種は眠っている。」
「……!」
―― 「ワクワクの種が増えれば、この星は変わる。」
―― 「そして、その流れは遠くの世界にも広がっていく。」
「……遠くの世界……?」
シクシクには、それが何を意味するのかは分からなかった。
けれど、その言葉は、なぜか 遠いどこかに繋がっている気がした。
「ワクワクの種を集める……。」
シクシクの胸の奥に、新たな ワクワク が生まれる。
✨ この星を変えるための旅が始まる。
✨ それは、まだ見ぬワクワクを見つける旅――。
―― 「宇宙の流れと共にあらんことを。」
カイチョウの声が、静かに消えていく。
シクシクは、ノワノワの方を振り返った。
「ノワノワ……ぼくは、ワクワクの種を集める旅に出るよ。」
ノワノワは、少し黙った後、ゆっくりと頷いた。
「……そうか。」
「お前が言ってたことが、本当なのかどうか……まだ、俺には分からない。」
「でも、確かに……このワクワクの種は、俺の中にあった。」
ノワノワは、そっと 自分のワクワクの種 を見つめる。
「……シクシク。」
「ん?」
ノワノワは、一度目を伏せて、考え込んだ。
そして、ふっと深く息をつくと、シクシクをまっすぐ見た。
「……俺も行く。」
シクシクは、驚いたように目を見開いた。
「えっ?」
ノワノワは、目を細めて前を見つめる。
「……まだ全部を信じたわけじゃない。でも、この種がここにあることは、もう否定できない。」
「だったら……お前の旅を見届けてやるよ。」
「お前が本当に、この星を変えられるのかどうか……自分の目で確かめたい。」
ノワノワは、手のひらでワクワクの種をそっと包み込んだ。
「お前が本当に、このワクワクってやつで何かを変えられるのか……」
「……自分の目で確かめたい。」
シクシクは、一瞬言葉を失った。
ノワノワは、ワクワクの存在をまだ完全に信じたわけじゃない。
それでも 「確かめたい」 と思う気持ちが、彼を突き動かしていた。
(ノワノワ……!)
シクシクの胸が、じんわりと熱くなる。
「……うん! 一緒に行こう、ノワノワ!」
✨ ノワノワはシクシクとともに旅に出ることを決意する!
✨ ワクワクの種を集める旅が、ついに動き出す――!
ゼンシーナが、シクシクの隣で軽やかに回る。
「よーし!ワクワクの旅、いよいよ本格スタートだね💖✨」
「うん!」
シクシクとノワノワは、ワクワクの種を手に、前を向いた。
「次のワクワクの種を見つけに行こう。」
その言葉を口にした瞬間――
✨ 遠くの空に、また一つ星が輝いた。
新たな旅の幕開け――!!

