今回は、前回に引き続いてのテーマになります。
識別力という形で、前回の幕を閉じましたが、
識別力は、物事を細かく分析して行った後に判断をするその時に発揮される力ということでした。
今回はその時の判断の中で、ある人にとって(かつての私ですが、)難しい捨てるという力について考えていきたいと思います。
実際の物を整理する時も断捨離という考え方。
働きを全うしたものを捨て、お別れするという考え方を教わってきています。
そこに、トキメキがあるかないかで判断するという考え方も聞かれたことがあるかもしれません。とても素敵な方法だと思います。
実際の思考の判断や行動における取捨選択を今回のテーマとしていますから、全く同じ原理で適応できるとは思いませんが、少なくとも適応可能性は感じます。
まずその部分を展開する前に、捨てることによるメリットを強調しておきたいと思います。
もちろん、捨てるのが本当に自分にとって避けたいことであるならば、整理して収納する、見えないところに保管するでもよいことにしましょう。
そして、捨てることのメリットですが捨てるとスッキリします。
何よりまず最初に味わえるのがこれ。開放感です。
感情でも、思考でも余分な自分が考える必要のないものを抱えていると重たくてしょうがない。
何をやるにも大変です。
どっこらしょ。
よいこらしょ。
てな感じで、感情と思考を整理整頓して必要のない感情を捨てていきましょう。
感情を捨てるには、捨てるというより手放すという表現の方がよいかもしれません。
よく執着という言葉がありますが、執着しないと感情的にはスッキリしている状態といえるかなと思います。
手放すにはどうするかということは、その手の専門家に譲りたいと思いますが、
簡単にいうと忘れるということ。
もしくは、ないものとするということ。
もしくは、自分の感情だけのものでないことにするというのも、手放す方法です。
具体的にいうと誰かに話す、伝えるということですね。
このようにして、爽やかなスッキリした状態を作っていきます。
時間がかかるかもしれませんが、
だれでもできると思います。
そして思考の整理については、まず整理すべきものの棚卸しとしてのブレーンストーミングとリスト化というのをあげましたが、これも詳しくは論じませんが、思いつくままに書いていき出尽くしたかなというまで書きつくすというシンプルな作業です。
そして、考えとして採用するもの採用しないものを決定していくというものです。
このとき厄介なのは、厄介といっても多くの人が気づかずに過ぎてしまっている可能性が大いにあるのですが、出したくても出せない感情や思考です。
これがなんなのかを特定するのに時間がかかってしまうことでなんとなくだるい、集中できない、うまくいかないというような現象が起こってしまうことがあります。
こうなっている場合も一人ではどうしようもできませんから、他の人の力を借りるしか方法はありません。これを状態に合わせた形で職業として提供している人たちもいます。
カウンセリング。
コーチング。
傾聴士。
コンサルティング。
などでしょう。
個人的なこと、法人的なことそれぞれのタイプや特徴、強みがありますが、基本的に必要としているのは、相手に対する思いやりと尊敬の気持ちです。
そのようにすることで向き合う相手はリフトアップされて、本来隠れていた感情や思考をつまびらかにしてくれるものです。
そして、私たちはその中の必要な感情と思考のみを選択し、いらない感情と思考を捨てます。
そして、清々しく軽くなった私たちはいらないものを後にして生きていくことができます。