今回は物事の見方についてがテーマです。
物事をマクロ的に「巨視的」に大きな視点でみるのはなく、
むしろ細かくして細分化していくことを考えていきます。
大きくみる力も大事ですが、
遠くから見るのは
バランスを取ろうとするとき、
または、
地図をみるように位置を確認するようなときです。
ですから、それ以外具体的に行動したり、その適切な行動を決定するために必要なのはどちらかというと分析し、識別していく能力のほうです。
ですので、今回はその分解していく能力、セグメントを作っていく能力について掘り下げていきたいと思います。
例えば、これはマーケティングの話になるのですが、顧客つまりお客様を想定するときにセグメントグループを想定してグループわけしていく。その中から特定の個人を対象化の仮設定としてマーケティングを行っていくという手法があります。手法に関しては別の機会の説明に譲りますが、これも作業としては分解していく能力です。
さらに、いわゆる業務改善をするときにも役立つのもこの能力です。テイラーという人が、炭鉱の作業員の作業を研究したときにも、いろいろな作業のなかのスコップで穴を掘り、そして土を投げるというその部分に注目しました。おそらく一番力を込めるのは、打ち込むとき以外は投げるときの負荷が最も高いからでしょう。そのように、行動のなかの一番負担に関係しそうな部分、いわゆるコストといってもよいと思います。最大コストの部分に注目することができたのも分解力・セグメント力でしょう。
そして、テイラーはショベル一杯の最適量は9.5kg、のとき、現場の生産性向上・賃金向上の両方がはかられることを発見したのでした。これらは「科学的管理法」と呼ばれ、トヨタなど改善の手法のもとになっている考え方です。
起業されている方なら、業界におけるポジショニングを考えるときもそうではないでしょうか?
業界におけるさらに細かいポジショニングを考え、ここでは負けないという業界内のニッチのNo.1を目指すという方法が優れており、成果がついてくると言われています。
さらに、これは社内や社会、家族でもどんなグループでも同じです。
相手に認知してもらうには、尖っていたほうがより確実に認知されます。
それはたとえあなたの旦那さんや奥さんであっても、子供達であっても、両親であっても親族でも、同じではないでしょうか。
「この子はこういう子なのよ」。
「この人はこんなことやっているのよ」。
とその人が他の人に紹介するときのことを考えてみていただけるとわかります。業界は◯◯◯とだけで会話が終了する場合も確かにありえますが、何か質問を一つでも受けたときに、何をいえるかは分解して、セグメント化することで整理され、特長づけられていればこそなのです。
分解・分節の力をもう一つご紹介したいと思います。
これは、文章的なことなのですが、英語でも日本語でもそうなのですが、よくわからない文章、複雑な構文というのは、わけて考えます。漢字の場合はわたしも使いますが、定義を考えたり部首などに分解したりして成り立ちを考えたりすることで深堀していきます。
そうすることで成し遂げたいのは、意味を明確化し、理解を深めることです。気づきを得ていままでおぼろげだった分野やカテゴリーを区別したりすることができるようになるためです。
分解する能力・セグメント力はこのようにいろいろな場面で役に立ちます。
タイトルでは三つの力を表記しましたが、それぞれには似ていますが、
少しずつ能力的には追加するというか、
バージョンアップするというか、
集合として重ならない部分も表現しようとしています。
分解する力とは、
シンプルにばらばらにするところから始まり、一つ一つを顕微鏡のようにマイクロスコープをあてていくという行為、行動に注目しています。細菌や酵素が、分解したというように使われることもある用語ですので、微細な力働いているところをイメージして頂けばよいと思います。具象的にいうと、複雑な事象を細かく噛み砕ければその能力があるということになります。そして、さらにその一つ一つの深掘りをする能力があるならばさらにその能力がワンステップ上に行きます。
そして、セグメント力とは、
ばらばらにしたあと、もしくはすぐにばらばらにできない場合でもグループ分けすることができる能力をいっています。人の意見の共通の部分を見つけたり、複数のクライアントの共通の課題点を見つけたりする能力を言います。まとめたり、大まかな分類をする能力のことですが、ブレーンストーミングやファシリテーションなど、個人や団体などの差こそあれ、質や程度などが大きく異なっている可能性がある状態で集積されたものを整理していくそのように言い換えてもよいかもしれません。ですので、実際の部屋や家の物品の片付け力・整理力とは違い、思考やアイデアの整理力のことをいっていますので、誤解なきようにカタカナ語になっています。
識別力ですが、
これは、見分ける能力ということで、判断するフェーズ(段階)のことを言っています。分析も次への判断のための研究であり、研究成果も次への活動への足がかりとなるデータ検証済みの根拠としてあてにされます。ですから、今回テーマにしていることを分解して考えていく思考プロセスそしてそれを改めて整理するセグメント力はあくまで分析のフェーズであるということです。
その分析フェーズが終了するなり、一旦の区切りを経ると次のフェーズその研究・分析結果の成果面での分析、そして社会への適応などの様々な判断をするフェーズとなっていくのです。
識別力として表現している力はその時に発揮される力です。
用語の定義だけで終わってしまうのは少し心苦しいですが、
まずは能力としてこのような能力を伸ばすとあなた自身のためになるんだということを頭の隅っこに置いておいていただければ幸いです。情報としての意味はその程度です。
しかし、わたし自身もこのような能力改善に努めていますので、
楽しんでみていただければ、嬉しいです。