身体をコップに例えて、コップに溜まった毒物が溢れると化学物質過敏症を発症すると説明されるけど違和感を感じていました。
同じような事を思う方もいらっしゃるようで、自分なりの解釈をされていてその書かれた内容に納得していました。
柔軟剤を我慢させられていたら同室の香水などに反応し始めた自分の経験から、運動選手の反復練習と同じような気がすると思っていました。
例えば、刺激物(この場合柔軟剤)と一緒にある刺激物に反応してしまう、他には繰り返しで反応性を獲得すると微量でも反応してしまう、などです。
未だにコップ理論(バスタブ理論)で説明する医師もいますが、それよりもしっくりくる説があったので載せておきます。
https://blogs.yahoo.co.jp/sazae39/2376091.html?__ysp=5YyW5a2m44Kt44Oz44OJ44Oq44Oz44Kw54%2B%2B6LGh
以下転記
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ナキウサギさんより
多種類化学物質過敏症(MCS)の病態は、「化学キンドリング現象」(仮説)
私が「ヒトの記憶遺伝子発見」の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/nakiusagi05/45488130.html
に興味を持ったのはこの箇所です。
「うつ病や不安障害など記憶に関係する病気は沢山あります」とパパスソティロポウロス教授は語った。「反対に記憶が良すぎても病気になることがあります。限度を超した辛い体験をすると、後々何度も繰り返しその場面がよみがえって苦しむという心的外傷後ストレス障害(PTSD)などがその典型です」
多種類化学物質過敏症(MCS)の研究は、厚生労働省が助成金(研究費)を出し、北里研究所病院の石川哲名誉教授が中心となって進められた「厚生労働科学研究」があります。
その5年間の研究成果が、平成17年3月北里研究所病院で市民・患者を対象に坂部貢先生が発表されました。
現在、多種類化学物質過敏症(MCS)の病態については、「化学キンドリング現象」(仮説)という解釈がされています。
「化学キンドリング現象」とは、化学物質の反復曝露により、脳の神経が化学物質によって繰り返し刺激を受け、あるときを堺に突然“可塑性変化”を起し、脳や神経が興奮状態になっている現象のことです。
“可塑性変化”とは、解りやすく説明すると、パンツを毎日はいていると、パンツのゴムが、お腹のお肉で少しずつ伸びて条件付けが起き、あるときを堺に突然バーンと伸びきって元に戻らなくなります。
(あはは、ちょっと例えが悪いですか? 笑)
このように、脳の神経が繰り返し受ける化学物質の刺激によって少しずつ条件付けが起き、あるときを堺に突然バーンと元に戻らない変化を起します。これが“可塑性変化”です。
“キンドリング”とは、解りやすく説明すると、石器時代の人々が火を起すときに、下に藁を敷いてその上に棒を立てて、両手で回して火を起しますよね。藁を脳の神経に、棒で繰り返す摩擦による刺激を化学物質の反復曝露に例えると、藁は棒による繰り返し受ける摩擦(刺激)によって、あるときボッと火が焚き付いて炎が上がります。
脳の神経も、化学物質の刺激を繰り返し受けることでこの焚き付けが起き、神経が興奮状態に陥ります。炎が上がったことで、繰り返し刺激を受けなくても、神経が刺激を受けたときと同じ状態になっています。これが“キンドリング現象”です。ちなみに、脳の神経が電気的刺激を受けて興奮状態になるキンドリング現象が、てんかんです。
元に戻らない変化を、可塑性変化。
繰り返し刺激を受けて脳の神経に焚き付けが起き、
脳や神経が興奮状態になっていることを、キンドリング現象。
キンドリング現象が化学物質によって引き起こされるので、
「化学キンドリング現象」です。
化学物質の反復曝露により、多種類化学物質過敏症(MCS)患者にこの現象が起きた、という仮説が、現在の多種類化学物質過敏症(MCS)の病態・発症メカニズムの解釈です。
「化学物質が体内(脂肪など)に蓄積されていって、個人の許容量を越えたときに発症する」という従来のバケツ理論は既に訂正されており、化学物質が体内に蓄積するのでなく、化学物質の“影響”が蓄積するというのが現在の病態の解釈です。
また、多種類化学物質過敏症(MCS)の発症メカニズムが、PTSDの発症メカニズムと類似していることが、げっ歯類を使用した研究で明らかになっています。
PTSDも、繰り返し辛い記憶がよみがえる度に分泌される副腎ステロイド(コルチゾール)の脳へのフィードバック作用による反復刺激で神経に条件付けが起き、ある時を堺に突然発症することが、アメリカの脳科学者、ナンシ・C・アンドリアセンの人間の脳を使用したブレイン・マッピングで、科学的に証明されています。
そういったこともあって、この記事には興味を持ちました。
1日でも早く発症メカニズムが解明されて、治療法が確立されることを願うばかりです。
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※文中で戻らない事を可逆的と書いていますが、不可逆的の間違いな気がします。
最近、解毒だけでは治らない気がしてきました。
有効なんですけどなんだか足りない。
神経を刺激する毒物が体内に多いと刺激の強さや持続に関わるのでいかに体内の毒素の量を減らすかが軽減につながっている気がします。
つまり、神経の興奮?反復?を鎮める何かも同時に必要なのかもしれません。
以前にも書きましたが、過敏症の治療には一つの原因を追っていくと治らない気がします。
TRPA1も関わっているんでしょう、ミトコンドリアの劣化も関わっているんでしょう、その他にもいろいろあると思います。