シューマンのピアノ作品の中でかなり珍しい習作や断片などを収録した、実にナクソス・レーベルらしい1枚。現時点で最新のエディションを用いているため、1970年代のイェルク・デームスによるピアノ作品全集には含まれていない曲も多数あり、全集を補完する意味で購入した。2015年録音で、ピアニスト自らがプロデューサーを担当している。フランスはパリの、イヴリー=シュル=セーヌ スタジオ4'33"で収録 (スタジオの名前が面白い) 。

 

 

 

 

 

 

シューマンに限らず、作曲家の作品番号でよく見る言葉がある。

 

Anhang「追加、付録、補遺」

WoO  (Werke ohne Opuszahl) ~「作品番号なし」

Op.posth  (Posthumous)~「遺作」

 

このアルバムではAnhやWoOの作品ばかりが収録されている。

 

 

1. ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調Op.92~第2楽章アレグレット冒頭テーマ

2. シューマン/ベートーヴェンの主題による変奏曲 WoO31Anh.F25

3. 天使の主題による変奏曲 WoO24 Anh.F39

4. ショパンの夜想曲による変奏曲 Anh.F26

5. シューベルトの主題による変奏曲 「あこがれのワルツの変奏曲」Anh.F24

6. ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.14~3つの破棄された楽章

7. 練習曲(Exercice) Anh.F11 

8. ヒンメルの「われ送らんアレクシスに」によるカノン Anh.F19

9. 幻想小曲集Op.12 ~Anhang: Feurigst WoO28

10. 創作主題によるアンダンテと変奏 ト長調「神と共に」Anh.F7

11. グロスハイム/ティタニア序曲 Anh.O4



まずはデームスの全集盤に収録されていないナンバーを取り上げたいと思う―。
 

アルバム2曲目にある「シューマン/ベートーヴェンの主題による変奏曲 WoO 31 Anh.F25」は既に北村朋幹盤を所有していたので、これで2種目となる。20代初めのシューマンが彼なりにベートーヴェンと向き合った成果といえるこの作品の最終稿 (1833) に至るまでの過程は幾つかあり、1831~32年にかけて作曲した第1稿 (A) は全11曲から成っていた。その時のタイトルは「ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲」だったといわれている。翌年には9曲に凝縮された第2稿 (B) が登場、クララ・ヴィークに献呈されることとなった (タイトルは現行のものとなる) 。その後も改訂は進み、1834~35年に第3稿―最終稿―(C) が完成する。全7曲とさらにコンパクトになり、タイトルも「Exercices」(練習曲の意) とこれまたシンプルなものに。なぜかシューマンの生前には出版されず、日の目を見たのは20世紀後半、1976年であった―どうりでデームスの全集盤に入っていないわけである (ギリギリ間に合わなかったか) 。例外は第2稿 (B) の第5曲「Cantando」だけが「アルバム帳」Op.124~第3曲「苦痛の予感 (Leides Ahnung)」として出版されたことである。現在演奏される時は全ての稿のナンバーが含まれることが多く、当盤はRobert Münster校訂による2004年版のスコアに基づき、(C)→(A)→(B) の順で演奏されている―(A)(B)ともに現存するのは各4曲のみ―。また、ピアニストによっては (「交響的練習曲」のように ) 各変奏をシャッフルしたり省いたりとアイディアを発揮しており、北村盤も独自の配列を試みている。

 

 

 

(Thema)

 

Etude C1: Un poco maestoso

Etude C2

Etude C3

Etude C4: Molto moderato

Etude C5

Etude C6: Presto

Etude C7

 

Etude A6: Passionato

Etude A7: Idee aus Beethoven

Etude A10: Prestissimo

Etude A11: Legato teneramente

 

Etude B4

Etude B5: Cantando

Etude B7

Etude B3

 

 

改めて各稿を見るなら、ベートーヴェンのエッセンスが最終稿 (C)では極力省かれていることに気づく。第1稿 (A) にベートーヴェンのイデアが意識されていることは明白で、演奏しないのが勿体無いくらいである。また、第2稿 (B) に含まれている前述のCantandoは傷ついた心に容赦なくメスを入れるような悲痛なナンバーだが、改めて聴くと、ベートーヴェンのアレグレットと関わりがある音楽であることに気づかされた。さらに、この度初めて知ったのは、変奏曲のテーマの直接の提示が作品に含まれていない点である。シューマンはベートーヴェンの交響曲第7番のアレグレット主題を各変奏で仄めかすだけなのだ―「主題と変奏」が通常の形式なのに。変奏曲のテーマとなっているアルバム1曲目の「ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調Op.92~第2楽章アレグレット冒頭主題」には、アントン・ディアベッリが1816年に編曲したピアノ版が採用されている―これは出版社や校訂者の計らいによるのだろうか。

 

テーマを含む全てのナンバーが短調で、ひたすら切ない音楽が展開するこの変奏曲 (練習曲) ―シューマンが「不滅のアレグレット」に感じたインスピレーションがこうも哀切極まりないものとは、彼の多感さと危うさを如実に表した作品といえるかもしれない。当時のシューマンが「練習曲」に拘っていたことは、自身のテクニカルな不調も含め、前後の作品でも明らかなように思われる。この音楽が彼を襲った (ピアニストの夢を絶つことになった) 悲劇の顕れと考えるのは穿ち過ぎだろうけど…。

 

当盤音源と同じ曲順の演奏で―。

 

ベートーヴェンのアレグレットに基づくコリリアーノの作品を―。

 

シューマン/交響的練習曲Op.13。ここに「理想」が結実した思いがする。

ルプーによる1991年ライヴ音源より。

 

 

 

アルバム4曲目には「ショパンの夜想曲による変奏曲 Anh.F26」が収録。「ベートーヴェン変奏曲」のあと、1835~36年に作曲されたと思われる。ショパン/ノクターン第6番ト短調Op.15-3のテーマを基とした変奏曲だが、どうやら未完成のようで、4分少々で終わってしまう。それでも途中で響きの層が厚くなり、なかなかの凄みを感じさせる場面も。作品の存在が忘れられていたのか、出版されたのは1992年だという。

 

ショパンがこのノクターンを作曲したのは1833年。「ハムレットの上演を観て」というメモが当初あったといわれる。珍しい2部形式、ウクライナ民謡からヒントを得たという冒頭のメロディはマズルカのリズムとともにひときわ印象に残る。シューマンがどんな思いで変奏曲の主題に選んだのか、想像してみると興味深い。

 

ショパンのオリジナルと当盤音源での変奏曲を―。

 

同時期の作品、シューマン/謝肉祭~第12曲「ショパン」。

 

ラフマニノフ/ショパンの主題による変奏曲。汗だくのトリフォノフ。

 

モンポウ/ショパンの主題による変奏曲。リラックスしたトリフォノフ。

 

 

 

続く5曲目は「あこがれのワルツの変奏曲(シューベルトの主題による変奏曲) Anh.F24」である。1831ないしは32年~1834年の間に作曲された。変奏主題にしたのは19世紀ウィーンで爆発的にヒットしたシューベルト作曲のワルツ (「36のオリジナル舞曲Op.9」~第2曲「悲しみのワルツ Trauerwalzer」D365-2) だが、後日何故かベートーヴェン作として、しかもタイトルも「あこがれのワルツ Sehnsuchtwalzer」として出版されてしまったという。それでもトラブルめいたことは起きなかったようで、シューベルト自身、街でその魅惑的なメロディを耳にしても自分の作品だと思わなかったそうである―あれだけ沢山のワルツや舞曲を作曲していたら覚えていないのも当然だろうか。あるいは (深読みだが) 敬愛するベートーヴェンの作品として知れわたったことで満足し、知らぬ存ぜぬを決めてかかったのかもしれない。僕としてはむしろベートーヴェンの方が気になる―。ベートーヴェンだけでなく、シューベルトに対して並々ならぬ想いを抱いていたと思われるシューマン (1828年のシューベルト死去の報に愕然としたと伝えられる) 。この変奏曲はシューベルトの影響を示した最初期の作品かもしれない―後にシューマンが「グレイト交響曲」を発見し、自らの交響曲にも反映させていったのは周知の事実だ―。また初期シューマンのピアノ曲「蝶々」「謝肉祭」の源泉となっている点も見逃すことができない。作品は当時シューマンが心惹かれていたヘンリエッテ・フォークト夫人に献呈された―だから「あこがれのワルツ」なのか―。彼女はピアニストであり、クララ・ヴィークも「音楽の夜会」Op.6を彼女に献呈していた。シューマンの友人ルートヴィヒ・シュンケが結核になった時、最後まで看病したのも彼女。そしてヘンリエッテ自身も結核で若くして亡くなることとなった。シューマンはピアノ・ソナタ第2番も彼女に捧げている。

 

この変奏曲には少なくとも3種類の自筆楽譜が存在するようだが、Andreas Boydeがそれらを再構成したエディションが知られるようになった(2000年出版)。当盤もそのエディションを用いた演奏となっている。

 

Maestoso 

Variation 1: L'istesso tempo 

Ritornell 1: Più lento 

Variation 2 

Ritornell 2 

Variation 3: Burla 

Ritornell 3 

Variation 4 

Ritornell 4 

Variation 5 

Thema : Franz Schubert's Sehnsuchtwalzer

 

最初のマエストーソが始まると、誰しもが驚く―「謝肉祭」Op.9の冒頭「前口上」と同じ音楽が流れるからだ。続く変奏やリトルネル(リトルネッロ)では「蝶々」Op.2と思しきフレーズも登場、華やかな雰囲気が漂う。そして最後の最後にシューベルトのテーマが現れる。なかなか独創的だが、それがシューマンの意向なのか、校訂者ボイドのアイディアかははっきりしない。でもシューベルトとシューマンが精神的な「兄弟」であったことを確認することができる作品だと思う。

 

再構成&校訂したBoyde本人の演奏で―。

 

ブリテン/ノクターナルOp.70。変奏テーマとなったダウランドの音楽は

曲の最後に完全な姿を見せる―。

 

シューベルトの「あこがれのワルツ」による序奏、主題と変奏曲Op.8。

作曲したのはフェルディナンド・ダヴィッド。 

 

ツェルニー/(シューベルトの)人気あるウィーンのワルツによる変奏曲Op.12。

冒頭のカデンツァがショパンにもベートーヴェンにも聞こえる。



 

アルバム7曲目には、1833年に完成した「トッカータ ハ長調Op.7」の初版である「練習曲(Exercice) ハ長調Anh.F11」 (1830年版) が収録されている。1830年というと、ちょうどシューマンがパガニーニの演奏に接して「パンにならない芸術」の道を歩むことを決心した時期と重なる。この作品はクララの父である音楽教師フリードリヒ・ヴィークの下でのピアノ・レッスンの賜物といえる。作品の中で聞かれるダブルストップ (重音奏法) 等のテクニックは、当時シューマンが課題として取り組んでいた数多くの練習曲に含まれていたようである。

 

面白いと思うのはタイトルだ―エチュード (etude) ではなく、エクササイズ (exercice)なのである。どちらも練習曲には変わりないが、シューマンがどのように考えていたのかが伺える。後に作曲された「ベートーヴェンの主題による変奏曲」も最終的には「エクササイズ」と名付けられた。だが「交響的練習曲」は「シンフォニック・エチュード」とされたのである。本来エクササイズとは筋力や柔軟性、持久力の維持などを目的とした運動を指す。エチュードとの違いはおそらく芸術性の有無であろう。興味深いことにシューマンはこの曲のタイトルを「幻想的練習曲」("Exercice fantastique") に変更しようと考えたそうである。僕には「エクササイズ」に詩的雰囲気や芸術性を付与しようとしていたように思える。実際に聴いてみると、展開にぎこちなさがありつつも、現行版のトッカータより幾分ファンタジックな印象をおぼえる。

 

初版の自筆譜はアルフレッド・コルトーの所蔵になっていたそうであるが、後にニューヨークのモルガン・ライブラリーに収められ、2009年に出版、2012年に世界初録音がリリースされた。

 

当盤音源の初版と現行版との比較を―。ホロヴィッツによる演奏が

凄すぎて比較にならないが―。

 

 

 

アルバム最後に収められた「グロスハイム/ティタニア序曲 Anh.O4」はゲオルグ・クリストフ・グロスハイム(1764-1841)が1792年に作曲したジングシュピール(歌芝居)「Titania oder Liebe durch Zauberei」の序曲をシューマンが1822年頃にピアノ編曲を施したもの。編曲とはいえ、ロベルト12歳の時の作品。当時から彼はピアノの即興演奏や作曲の才能を示していたそうで、友人たちと小さなオーケストラや合唱団を結成して音楽発表会を行っていたという。この編曲もその流れの一環かもしれない。

 

グロスハイム(Grosheim)については驚くほど資料がなく、ネット記事は皆無であった。ただ、ドイツの作家Johann Gottfriend Seumeについてベートーヴェンと手紙をやり取りしている記述があり、ある時、Seumeの詩「死せる者」を歌詞として「月光ソナタ」~アダージョ・ソステヌートの音楽と合わせる提案がなされ、ベートーヴェンが同意した件が伝えられているそうだが、結局実現されることはなかったという―ベートーヴェンはSeumeを敬愛しており、墓を訪れたこともあった―。

 

学生だったシューマンが校内演奏会で弾いたというアレクサンダー変奏曲。

モシェレスはベートーヴェン/ミサ・ソレムニスのロンドン初演を指揮している。

 

ピアノと女声(ヴォカリーズ)によるムーンライト・ソナタ。意外と美しい。

 

 

 

 

 

ここからは、デームスによる全集盤にも含まれている楽曲である―。


アルバム3曲目の「天使の主題による変奏曲WoO24」と6曲目「ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.14 (3つの破棄された楽章)」、10曲目の「創作主題によるアンダンテと変奏 ト長調『神と共に』Anh.F7」はどれもデームスの全集盤Vol:9に収録されていたものである。

 

 

 

「天使の主題による変奏曲」変ホ長調Anh.F39はシューマン晩年の作品。ドイツ語表記を直訳して「幽霊変奏曲」と呼ばれたり(これが一般的だろうか)、「亡霊変奏曲」「精霊の主題による変奏曲」「最後の楽想による幻覚の変奏曲」など呼称は様々である―僕は「天使の主題~」を好んで用いている。シンプルに「主題と変奏」でもよい―。シューマン最晩年の作品は、幻となった「チェロとピアノのための5つのロマンス」を含め、クララ(とおそらくブラームス)によって破棄されてしまったが、この変奏曲は廃棄を免れた。でも最初の出版(1893年)は「主題」のみで、全曲は1939年になってからだという。この主題に基づいてブラームスがピアノ連弾のための変奏曲Op.23を作曲している。当盤の演奏で用いられた楽譜は1995年、Wolf-Dieter Seiffertによる校訂版。1970年代の録音であるデームスの演奏と聴き比べてみたが、大きな違いは見当たらなかった(音の処理とかごく僅かに違うのは感じ取れたが、スコアに由来するのかピアニストの表現の違いなのかわからない)。どちらにも聴き惚れてしまっていたというのが正直なところである―。

 

創作主題による変奏曲 「天使の主題による変奏曲」 WoO 24

  • Theme: Leise, innig
  • Variation 1
  • Variation 2: Canonisch
  • Variation 3: Etwas belebter
  • Variation 4
  • Variation 5

 

イェルク・デームスによる演奏で―。

 

当盤音源より、動きが活発になる第2変奏と第3変奏を―。

 

ト短調になり、一気に悲しみの度合いが増す第4変奏も。

 

 

 

 

6曲目のピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.14の「3つの破棄された楽章」というのは、当初全5楽章だったソナタに含まれていたスケルツォ楽章がまず1つ。Vivacissimoで若きブラームスをかくやと思わせる激しい音楽だ―クララはこういうところにも共通性を感じたのかもしれない。さらに「クララ・ヴィークのアンダンティーノ」と命名された変奏曲楽章から2つの変奏とフィナーレの別稿が収録されており、これらは今回初めて聴いた。どれも削除されるには惜しい音楽ばかり。特にフィナーレは「Vivacissimo」となっているが(現行版は「Prestissimo possibile」)、途中で「クララのアンダンティーノのテーマ」が回想されるという素晴らしさ。バランス等を考えてやむを得ず破棄したのかもしれないが、こういう音楽にこそ鬼気迫る感性をビンビンと感じる。

 

当盤音源よりスケルツォ、2つの変奏、そしてフィナーレ―。

 

シューマン演奏では誰よりも初版に拘ったポリーニによるソナタ終楽章。

激しい嵐の只中にいるような音楽だ―。




10曲目の創作主題によるアンダンテと変奏 ト長調「神と共に」は1831~32年の作曲で、自筆楽譜がモルガン・ライブラリーに保管されており、ネットでも閲覧可能である。タイトルとともに詳細が分からずじまいだが、音楽を聴いて直ちにわかるのは、先の「ベートーヴェン変奏曲」と関わりがあるメロディが聞かれることだ。それは「苦痛の予感」である。もしかすれば作曲中に零れ落ちた音楽だったのかもしれない。アルバムとして最初と最後に同じメロディを配置するという選曲の妙も感じさせてくれる―さすがピアニスト自らプロデューサーを務めているだけある。

 

当盤音源より―。

 

ベートーヴェンの主題による変奏曲~B5「Cantando」。

 

アルバム帳Op.124~第2曲「Leides Ahnung」。




残る2曲は「ヒンメルの『われ送らんアレクシスに』によるカノン」と「幻想小曲集Op.12~Anhang: Feurigst WoO28」だが、それぞれはデームス盤のVol:2とVol:5に収録されている。最初のカノン変イ長調はどうやら1832~33年に書かれた全8曲からなる「フーガとカノン」Anh.F19からの1曲のようだ(第8番)。

 

 

 

1837年作曲の幻想小曲集Op.12はシューマンのピアノ曲でも名作として数えられる。翌年の2月に出版されて早速好評を博し、3月にはクララがウィーンでのコンサートで取り上げるほどだったそうである。全8曲それぞれがストーリー性をたたえながら、調性間の関連から一貫したまとまりを感じさせ、ピアノ組曲として親しみやすかったのだろうか。そういう意味では「con fuoco」指定のこのAnhang(付録)がOp.12に含まれなかったのはやむを得ないことだったのかもしれない。

 

「フーガとカノン」Anh.F19~4声のフーガと2つのカノン。ピアニストの

フローリアン・ウーリヒも(より徹底した)全集を完成させている。

 

 




 

さて、明日6月8日はロベルト・シューマンの誕生日である―。

 

偶然か(はたまたそうでないか)明日はシューマンの歌曲&室内楽が中心になったコンサートが開催されるので、そちらに足を運んでみようと思っている。

 

 

 

コンサート・レビューは後日執筆予定である―。