卵と母 | うつ病母の介護生活を経て、自分らしい人生へ

うつ病母の介護生活を経て、自分らしい人生へ

3年にわたる壮絶な介護と7年の施設と精神科の通院付き添いの後、親から卒業し、40代にして自分の人生を歩み始めた私が
幸せに生きるヒントをお届けします。



色々な食べ物の都市伝説に流されて、卵が大好きだった母に制限を課してしまったことを卵を見るたびに思い出しています。

TVでやってたから、お医者様が言っていたから。
本人の意志をあまり聞かずにいたことを今でも思い出すたびにため息が出てしまいます。

5年前に受けたデトックスプログラムで出た結果で、世間で言われている食べ物の都市伝説と私の身体に合う合わない食べ物を知りました。

今思えば、海の側で育った人と山の側で育った人が食環境が同じでないことから見ても、食べ物の都市伝説が全ての人にとって当たり前ではないことなんて分かるはずなのに。

父の遺言、母にしてあげられなかったことは一生忘れないのだろうなと思っています。

もし2人の所に行ったら、真っ先にこのことを謝りたい。

でもまだその時ではないようなので、2人が残してくれたこの器(身体)を美しく大切に磨いていこうと思います。