今回の記事では、【気になった点】を書いておきます。

企業向けに公開しておくだけなので、
識力の低い変な人たちは面倒なだけなのでわざわざお読みにならないで下さいね。






【気になった点】

▶「玩具らしさ」が不足しているかも

ギミックが少々雑なのかもしれません。

フローラルリフトは、どシンプルな造りなのでリフトの向きや先端のスズランの向き等も不規則かつ不安定
そして花側が重いので位置を固定するには紐をもう1周回して引っ掛けて、動かすにはそれをほどいて…と、子どもは少し遊びづらそうに見えました。

また、噴水の「ブロッサムファウンテン」も、水滴の表現や水面をゆらゆらと流れる花の様子の表現などが素敵なのですが、手で回さないといけないのはちょっとお粗末な気がします。
この噴水の頭?を手で鷲掴みにして回す…しかないと思うんですが、何か他の方法があるのでしょうか…?

頂上の穴に何かハンドルのようなものを差し込むのかと思いきや、そのようなパーツはありませんし…。

噴水自体、本体にカチッとはめ込むものでもなくただストンと穴に差し込んでいるだけなので、回しながらもなんだか不安定で…、娘はすぐに回して遊ぶのをやめていましたアセアセ



▶「シルバニアらしさ」を失くしているかも

各場所への「階段」という、過去の商品の見えない部分までこだわるリアリティを消しちゃったのかなと感じました。


娘も
驚き 「(上部を指差し) ここにはどう行くの??」
と困惑しており、
にっこり「妖精さんだから飛んでいけるんだよきっと」
と言っても
不満「妖精さんはこの子とこの子 (妖精コスチュームの子たち) でしょ!この子もこの子もこの子も (妖精コス以外の子たち)、妖精さんじゃないから登れないよぉ!」
…と、幼児の発想力や概念では納得のいかない「なんで?どうして?」が生まれてしまうようでした。


物創りにおいて “何かを足せば何かを減らす” というのは理解できるのですが、一見すると「ここまでこだわらなくても!」と思うほど細かい部分まで手を抜かないのがシルバニアらしさなのではないのかなぁと、今回減らされている部分は少し残念に感じました。



▶現代人には不評かも?

部品が多いものや “組み立てる” という行為自体が私は大好き!なのですが、近頃は本当に識力や理解力の低い人間が多いので
「パーツが多くて面倒くさい」
「組み立て方がわからない」
という意見もあるかもしれないなと感じました。


とくにこの↑上部真ん中のお城部分は、滝や雲の底面等の数カ所を同時に見ながら本体へはめ込む必要があり、不器用な人には取り付けにくいのかもしれない?と感じました。

もう1つ、「ひみつの扉」は


組み立て等が大好きな私でも、取説の図は少しわかりづらかったです。
わかりづらいというか、「お…折れそう……」とドキドキしました (苦笑)


…かといって、シールを貼ることやパーツを組み立てることも「玩具の “面白さ”」の1つだと私は思っているので、個人的にはその部分は時代の犠牲にならず無くさず続けてほしいなぁ…と思っています。
ピッタリきっちりシールを貼るのとか大好きです笑



▶人形が脆そう

付属品のウサギ妖精人形は本当にとっても物凄く可愛いのですが、


・着せ替え不可
・首や手足がポキッと折れそう
…というのは “シルバニアらしくない” マイナス点かなと思います。


サイズ、表情、色、翼デザイン、手足、等…本当にとても可愛いのですが…。

でも…、幼い子どもが遊ぶとポキッといっちゃいそうで、そうなると子どもは泣くだろうな………と少し不安です昇天

子どもだけでなく親としても、昔からリ◯ちゃん人形などの手足をもいでも平気な人たちっていますが、私は人形といえど首や手足がもげるのはグロテスクで苦手です…ショボーンガーン



▶他のものを置いて遊ぶスペースが無いかも

娘はゆめいろゆうえんちでは過去の商品の色んなクルマやらベビーカーやらを持ち出してグルグルとレースを繰り広げていたり、本体の裏側の色んなところに色んな人形を置いたりして遊んでいましたが、
今回の商品は本体の遊具だけで完結しているような、他の家具や小物を併せて遊ぶことがしにくいような?そして置ける人形の数が少なそうな…。
子どもが遊んでいる姿を見ていてなんとなくそう感じました。


最初は娘もゆめいろシリーズの人形を全て収納ケースから一生懸命出していたのですが (↑この写真はごく一部)結局半数以上は本体の脇に転がったまま遊んでいる時間が多かったように感じます。

そして、
本体の床が “水” なので、娘の遊ぶストーリーが
猫「クレムー!あぶない、落ちたらおぼれちゃうよ!」
うさぎ「へーきへーき!……わぁ〜〜!!」
猫黒猫ハリネズミ「クレムー!!!」
…という、危ない遊びにお話が展開している回数が多かったです (苦笑)
(※妖精ver.ではなく「プリンセスとおしゃれ馬車セット」のクレムちゃん)
(そしてその都度パウ・パトロールのフィギュアが出動するという…(笑))
(「ムーンライトパレードセット」の飛行船がスカイのフライングヘリのように救助に向かっているときも…(笑))

人形の「足場」が少なくて、玩具なのに本体で “遊ぶ” ということがしづらいような…?

この本体の遊具だけで完結しているのはある意味では “完璧” なのかもしれませんが、応用が効かないためある意味では永く広く遊びづらいのかもしれません。

人も何事も、完璧で隙が無いよりも多少の隙がある方が良いということもあったりしますよね。



▶商品同士の被りを感じる

お空のムーンライトパレードセット」の飛行船&「お空のゆめいろフェアリーキャッスル」のリーフボート
と、
お空のゆめいろ飛行船
が、
形状的に被っているように感じて購買意欲が低下しました。
(7/27発売の方も被っていますよね)

頭でわかってはいるんです、「シルバニアは買ってみて箱から出したら “思ってたより良い!!” となる」というのが “あるある” なのは、わかってはいるんです。

きっと「お空のゆめいろ飛行船」も買って実際に箱から出して手にとってみると良い商品なのだろうなと思います。

頭でわかってはいても、“同じ” に見えて購買意欲は湧きにくいです。

ましてや、「お空のムーンライトパレードセット」は2つに分かれてそこそこ大きさもありますが、「お空のゆめいろ飛行船」は………1個、なんだよね、と…。

それで1,200円しか差が無いなら、私は「お空のムーンライトパレードセットだけを選ぶかな、と思います。
(実際に「お空のゆめいろ飛行船」は今のところ購入していません)

乗り物&乗り物というように別売り小物を2つとも乗り物にするなら、形状が全く異なるものの方が嬉しかったなと思いました。

そして、
どちらの乗り物も付属の人形が、サイズが違うとはいえどちらもラテネコなので…。
親子目線ではなおさら「どちらかだけで良いかな」と感じます。

なので、両方ラテネコではなく片方は他のファミリーの子でも良かったんじゃないかな、と思います。
例えば、新シカの赤ちゃんは4人組ではなく乗り物のどちらかに付けても良かったかも。

(7/27発売の乗り物もラテネコで……なんだかなぁ)


「物件を買わないと人形が手に入らない!ムカムカ
…などと近年不満を漏らしているのは例の “マニア” や “オタク” 層なのでは?

その層は結局何をしても安くお得に買えないと文句を言いますよね。
「揃えたい」けど「お金がない」けど「揃えたい」…という、ただの幼稚な発想なので。

なので「商品価格はそのまま」で「内容はマニアやオタクの意見」という商品では、
どの層も購買意欲が失せるだけ、ではないでしょうか。

マニアやオタクに振り回されず、純粋な子どもの「好き」が何なのかをこれからも考えて頂けると嬉しいです。
(※母親が幼稚な “オタク” なことも最近は多いのでご注意を…)


また、
「パレード」と称して沢山の乗り物を出すのに船と汽車だけに囚われすぎじゃないかな、とも…。

今回はせっかく植物をテーマにした本体なので


1つくらいは乗り物にも植物やお花のものがあったら良かったなと思いました。

パレードって、同じような乗り物ばかりが連なっているのではなく、色んなフロートが沢山あるのも魅力の1つだと私は個人的には思います。

ゆめいろゆうえんちには、汽車
マーメイドキャッスルには、船
フェアリーキャッスルには、植物
…と、それぞれの “テーマ” を表す乗り物は全シリーズで出さずそれぞれのシリーズだけで販売すれば良かったんじゃないのかな…。

全シリーズで同じような乗り物が販売されているので、ゆめいろシリーズの “統一感” を感じるよりも、区切りが無く悪い意味で「ごちゃ混ぜ」な感じがします。
あくまでも個人的な感想ですが。





長くなりましたが、今思いつくのはそれくらいです。

「こうしてほしい」
「こうじゃないとダメ」
という意味で書いた記事ではなく、
「こういう感じ方もあるのか」
と、“沢山ある中の1つの意見” として知ってもらうために記事にしています。

より良い商品開発の1つの糧にして頂ければ幸いです。


また思いついたり、娘が長く遊ぶ中で新たに感じたことがあればまた更新します。


良かった点も沢山ある商品なので
こちらの記事でご紹介しています。