晩ごはんの用意は30分で | 隠居ジイサンのへろへろ日誌

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九州北部の街で、愛するカミさんとふたり、ひっそりと暮らしているジイさんの記録

サラリーマンをリタイアして7年経ちます。毎日の朝ごはんと晩ごはん作りは、自然と、わたしの担当になったようです。ようです・・・というのは、カミさんとそんな話はしてないのですが、カミさんは料理があまり好きじゃないのに対して、わたしは料理はけっこう好きだから。それに、わたしもカミさんも、好き嫌いがほとんどありません。作るのも気楽です。

少々不味くても、カミさんは「作ってくれるだけで、しあわせぇ~」といいます(笑)。

 

子どもが家にいたときの朝ごはんは、パンの朝食もあったのですが、ジジババふたりの朝ごはんは、ご飯と味噌汁と納豆。それに海苔とか梅干しとか漬物があれば大満足。満足の秘訣は、具だくさんの味噌汁です。

ご飯はレンジでチン。味噌汁は、碗から具(干し野菜や豆腐やワカメやタマネギなど)があふれるくらいたっぷりです。汁ではなくおかずの感覚です。カミさんの味噌汁には卵とイリコが入っています。

結局、日本人のご飯は、米のめしと味噌汁とちょっとしたおかず。それが基本形。ご飯はチン。味噌汁も、材料さえあれば10分でできます。

ときどき外食で味噌汁をいただきますが、具が少なすぎて物足りないですね。おいしい味噌汁に出会うことはマレです。食事の付け足しみたいな味噌汁ばっかりでがっかりします。

 

晩ごはんは酒のアテ兼用です。煮込み料理を除けば、だいたい30分以内で作れるものしか作りません。

わたしがリタイアしてからの晩ごはんは6時からになっていますから、製作担当のゴキブリジジは、5時半になったら台所でゴソゴソすることになっています。

この7年間で、時短&手抜き料理が得意になりました(笑)。

きのうの晩ごはんも時短&手抜き。

・ポテト・マカロニサラダ&ゆで卵の時短&手抜き法

皮を剥き、厚さ1センチにカットしたジャガイモを深めのフライパンに入れ、中火にかけて、水から茹でます。この時、多めの塩と多めの水を入れておきます。沸騰したら14分のタイマーをセットしておいて、残り7分になったら卵を、残り4分になったら早ゆでマカロニを投入します。タイマーが鳴ったら、ザルにあげ、お湯をよく切り、卵以外をフライパンに戻します。それから、弱火にして水分を飛ばします。ハムとかきゅうりの塩もみなんかを加え、マヨネーズ、コショウ、ハチミツなどで味付けすればできあがり。ハチミツを少しくわえるとコクが出ておいしい。

フライパンの中で調理するので、汚れものも少なくてすみます。

・トマトと豆腐はカットしただけ。

・ワカメは水で5分間戻してカットしただけ。市販の寿司酢とゴマをかけて。

・鶏ハムは市販品。

以上は、ジャガイモを茹でている間に用意できます。こんな時間差料理をして手抜きするため、キッチンタイマーも2つあります。ほかに3分砂時計もよく使います。

茹でたり焼いたりする「標準時間」もだいたい決めています。火加減は極弱火~中火。野菜を茹でるとき以外は強火は使いません。

・ごはん(わが家は鍋でごはんを炊きます)→中火で沸騰させたあとは極弱火で10分。

・味噌汁→沸騰した出汁に具を投入して弱火で3分、卵を入れて2分、火をとめて味噌を溶き入れます。ひと煮立ちはしません。カミさんが猫舌だから(笑)。

・焼きサバ・焼きサケ→フライパンに蓋をして、弱火で片面6分ずつ。

・鶏肉のソテー→蓋をせず、弱火で片面6分ずつ。

・ハンバーグ→蓋をして、弱火で片面6分ずつ。

・焼き餃子→中火で1分、ふたをして水を加えて4分、ふたをあけて2分。

・茹でる時間。アスパラガス、ブロッコリ、ホウレンソウ、春菊、菜の花など→塩を加えたぐらぐらたぎるお湯で2分。根元と葉っぱを時間差で茹でるようなことはしません。

・枝豆は沸騰した塩湯で4分。

・ゆで卵→沸騰したお湯に多めの塩を加え冷蔵庫から出した卵を入れて、7分で半熟、10分で固ゆで。表面にヒビをいれ、3分以上流水で冷やします。

・チャーハン→極弱火で10分。

・野菜炒め→極弱火で10分。

・乾麺やスパゲティは、袋の表示どおり。

・煮込んだほうがおいしいカレーやおでん、筑前煮、煮豆などは、味付け沸騰させた状態で布団にくるみ保温調理をします。ガス代の節約になります。

・揚げ物はご法度です。