朝起きたら、すっごい青空でした。
家にいるのがもったいなくて、久しぶりにおひとり様ドライブに行ってきました。
思いついて、道の駅行脚(笑)。
新しい道の駅ができてないかネットで調べたら、あら、佐賀・嬉野市に「うれしの まるく」という道の駅ができているようです。
ドライブがてら行ってみました。
福岡市内のわが家から2時間ほどで、途中の「道の駅山内 黒髪の里」(佐賀県武雄市)に到着。
ちょうどお米がなくなっていたので、「にこまる」という品種のお米を買い、甘そうなトマトをゲットしました。
ここは、2、3回来たことがあります。昔からあるこじんまりとした道の駅です。地元の農産物を中心に品物は豊富です。お客さんもひっきりなしにやってきます。流行っていますねぇ。
30分ほどで「道の駅うれしの まるく」(佐賀県嬉野市)に到着。
えっ?????
いままで行った道の駅とはまったく違うコンセプトです。
左奥が情報コーナー兼トイレ。手前が、カフェとお土産?売り場。「無印良品」の店かと思った。
西九州新幹線「嬉野温泉駅」とセットで作ったのでしょうね。敷地内に、駅とホテルと道の駅、それに大きな病院があります。
嬉野温泉の旅館やホテルがある中心街からはすこし離れていて、将来はここを街の中心にするのでしょうか。
でっかい駅です!
駅を取り囲むエリアの全体が、今ふうの洗練されたおしゃれなコンセプトで統一されていますが・・・。
幼稚園児が散歩してるだけ!
手を振ったら、「こんにちは~」を大きな声で応えてくれたけど(笑)。
幼稚園児が、手湯でじゃぶじゃぶやっています。
「URESHINO」って、どうしてアルファベットなの?
漢字じゃだめ?
「嬉野(うれしの)」っていい字だと思うんやけどなぁ。女が喜ぶ野原。うれし~の~(笑)。
それに、こういう独立して建っている字は、かならず壊される。
カフェがある建物の中のお土産も、おしゃれなものばかり。端っこにトマトは置いてましたけど、カボチャはなかった。そんなお店ですわ。
建物に合わせて、おしゃれなデザインの品揃えです。しかし、だれがこういうのを提案したのか知りませんが、道の駅でこの品揃えは???やなぁ。
今までの道の駅のイメージを壊したかったのかもしれませんが、これじゃお客さん来ないでしょうねぇ。セブンイレブンを入れた方がよっぽど集客力があると思う。新幹線で博多駅まで60分。ここは博多駅前のデパートじゃないんだから。
きょうの新聞各紙に「消滅可能性自治体」の記事が載っていましたよね。「消滅可能性道の駅」があるとしたら、ここも候補地のひとつになりそう。
開発にあたって、いろいろと大人の事情があったのでしょうが、道の駅の最大の目的である「集客による地域の活性化」とはほど遠い感じです。
ここ、また来たいと思います?
せっかくりっぱな建物を作ったのだから、もっとお客さんを呼べるようにしないとね。
がっかりして、早々と退散。
次、行きます。
佐賀県・嬉野から西へ20分ほど。長崎県へ入ります。
「道の駅彼杵の荘」(長崎県東彼杵町)に到着。(彼杵=「そのぎ」と読みます)。
嬉野もお茶で有名ですが、彼杵もお茶の栽培がさかんな町。山肌にお茶畑が広がり、お茶の加工場や販売店が道路沿いにたくさん建っています。
ここは、初めての訪問です。
これこれ、道の駅といえばこれですよ。
地元の農産物や、海のそばですから海産物も並んでいます。地元食堂のおべんとうや総菜も種類が豊富です。お客さんも次から次にやってきて、売れ行き好調。
活気がある道の駅です。入り口の買い物カゴの高さが、お客さんが多い証拠です。地元の食材を使った食堂もありました。
左の観光案内所にも係員がいて、付近の観光地図なども揃っていましたし、レンタサイクルもあり。トイレがとてもきれいでした。
道の駅はこうじゃなきゃ。
隣接して、資料館があり、覗いてみました。
明治時代の建物を移設したのだそうです。
左上は手回しのミシン。中央のはアイロンですね。熾った炭を入れて使います。母の実家にあったなぁ。
建て替える前のわたしの実家は、こんなので家の中の電気を曳いていました。
↓ これは、炊いたご飯を入れて風通しのいい軒下につるしておいて保存するザル。子どもの頃は、これでご飯を吊るしていたのを覚えています。
↓ 篩(ふるい)。お米などからゴミ(葉っぱや茎)を取り除くのに使います。実家ではまだこれ使ってます。
古墳もあります。
波静かな大村湾。
道の駅でこんなのを買って、大村湾を眺めながらお昼にしました。
くじらの釜めしと、長崎名物ハトシサンド。
甘辛く煮つけた鯨の肉片が入っています。黒いのは赤身で白いのは鯨ベーコンでしょうか?
鯨を食べたの何年ぶりだろ?
ごちそうさまでした。
さて、帰りましょう。
帰り道の川上峡(佐賀県大和町)の鯉のぼりです。
久しぶりのロングドライブ。
楽しかったぁ~!