~第18話~JCでした | 「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

''わたしは親から要らない子''を抱えたまま結婚し2児の母に。ワーママでしたが2014年1月小4の長男の不登校が始まりました。
ほぼ"わたしに生まれてきてよかった"と思えるようになった現在や苦しかった過去の話を書いています。〜滋賀県彦根市在住〜

 

 

​愛されないと信じてる 
あなたの心を解き放つ
開宝サポーター 日楽ようこ
♡•••••••••••••••••••••••••••••••♡
わたしの長年の大前提
わたしは要らない子
にまつわる過去の物語

 

 

目次

【目次】プロローグ〜第10話 

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前の話

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友達も好きな人もできて

概ね楽しく過ごせた中学3年間


 

勉強はよくわかっていなかった

定期テストの順位は

真ん中より下だったし



実力テストの点数は

5教科合計で半分はなかった



 

そんなわたしの高校選び

最初は市内の可愛い制服の学校に

あこがれたが

進学校で到底いけるものではないと知る



次に

高校野球が強かった商業高校が

いいかなと志望校にしたが

担任の先生に無理だと言われる

 


商業科に行きたいならと2校紹介されたうち

聞いたこともなかった方の学校を選んだ

その学校も制服がかわいく

とても目立つものだった


 

目立ちたかったわけではないが

コンピューターに興味があったので

学べる学校で

わたしが入れる学校がそこだった

 

 



中3   右の1番前がわたし

 写真をアプリでイラストに





 

中学での部活動は美術部に入り

3年生では副部長に立候補

 

これは小学生高学年くらいからだが

何かの役を決めるときに

『長』をやるくらいなら

『副』に立候補してしまおうという技を

いつの間にか身に着けていた

 


 

しかし絵の描けない副部長であった

ことは変わらない

 


あとから入ってきた絵の得意な子が

キャンバスに油絵を描いていたが

わたしは漫画ばっかり読んでいた

 








そしてなぜか部長と一緒に

美術準備室の掃除を頑張っていた


1.2年時の顧問が退職され

新卒の先生が顧問となったが

前から美術準備室が

ぐちゃぐちゃだったので


なぜかわたしたちは勝手に掃除を始めた

自由で気楽な部活でありがたかった

 

 

しかしその新卒先生が

美術部始まって以来の企画をもちかけた

「夏休みに市立図書館で作品展をしましょう」

部長とわたしが掃除してばかり

していたからだろうか(笑)


 

ちなみにこの先生は長男が中3時に

進路の先生として再会し


現在では別室教室や

スクールカウンセラーの窓口担当を

されているので

次男の件でお世話になっている

 

 

 

ということで

わたしも何か描かないといけなくなったのだ

 

 

絵を描けないわたしは考えて点描にした

点描とは写真などをコピーして

その上に紙を置き

ペンで点を描きなぞっていくものだ


陰影を点の量や密集のさせ方で表現していく

なので絵そのものは描けなくても

なんとかなる(笑)

 

 

夏休みの作品展では

何を題材にしたのかは覚えてないが


その後の文化祭の展示では

マイケルジョーダンのダンクシュート

を題材にした


それはもちろんバスケ部に

好きな男子がいたからだ


その子に見てほしい一心で作品を作った

 

 




あっ点描わたしだけじゃない(笑)

この写真を見たら初期から入部してるのは

2、3人しかいない事に気づいた





その男子に私は告白した

靴箱に手紙を入れておくという方法だった

 

しかし返事はない

 


3年生で同じクラスになったが

普段から話すわけではなかったし

その子は自分からいろんな子に

話しかけるタイプでもなかったから

まぁ放置になってもおかしくはない

と今は思うが



当時は

返事はちゃんとするものでしょ

と思っていた

 

 

それにその告白方法だと

もしかしたら彼に手紙が届いてない

のかもしれない

 


ちょうど美術部部長が

彼の家と近所に住んでいたので

電話番号をゲットしてくれた



たしかその部長と付き添いのもと

家に電話をかけて返事をくださいと言った

 


彼は黙っていた

本当に困っていたのだと思う

 





 

うわさでは隣のクラスの大人びた女子

のことが好きとか


同じクラスにわたし以外に2人彼のことを

好きな子が居て


そのうちの一人とは

よく仲良く話している姿を

みんなが見てるから

2人は両想いという話もあった

 

 

結局返事はあやふやのまま

でも断られたという感じで

わたしの恋は終わった

 




 

のだが

卒業式後に学ランのボタンは

もらったのである(笑)


ただし『第二ボタン』ではない

たぶん『第一ボタン』だったと思われる

それは当時『第一ボタンは勉強のボタン』

と言われていたから

 


彼は頭がよく

当時進学できた公立高校の中で

一番賢い高校を受験したのだった


 

両想いになることはあきらめていた

わたしだが

思い出としてボタンはほしかった


 

第二ボタンは

同じクラスで彼と一番話していた

あの子がもらいに行く

と宣言していたので


それに乗じて

「わたしは第一ボタンが欲しいから

 一緒に行こう」

と言ったと思う


 








 

高校に進学後

彼とわたしの通う高校は

同じ市内だったので

たまに電車内で見かけることがあったが

遠くから目の保養として見ていた

 

 


目の大きなキツネのような彼だった


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