愛されないと信じてる
あなたの心を解き放つ
開宝サポーター 日楽ようこ
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わたしの長年の大前提
わたしは要らない子
にまつわる過去の物語
目次
前の話
私の両親は不仲だった
1970年代の平均初婚年齢を調べたら
男性26.9歳、女性24.2歳とあった
父31歳、母29歳での結婚だったので
平均より5歳ほど遅い結婚となる
当時は今よりも
結婚するのが当たり前の世の中だったし
結婚してない方が
おかしいくらいの時代だったのだろう
2人とも親や周囲の人にせかされて
お見合いで妥協して選んだ相手と結婚した
と両親それぞれから話を聞いて思っていた
こちらにも書いてます
2人が仲良く話してる姿を
思い出すことはできなすくて
喧嘩をしている姿か
要件だけを話すか
顔を合わさないようにしているか
父が母に強い口調で話しているか
だんまりを決め込んでる母の姿か
そんな場面ばかりが思い出される
わたしが幼稚園に
入るか入らないかの頃だった
ある夜に2人がなにかで言い争いを始めた
父の怒鳴り声
母の抵抗する声
わたしは泣いた
怖くて泣いた
わたしは2人に喧嘩をやめてほしかった
「やめて」
と泣き叫んだと思う
いや・・・
「やめて」
と声を出せたのかはあまり覚えていない
けれど
2人に喧嘩をやめてほしくて
怖くて
怖くて
怖くて
わたしは泣きまくった
でも
2人は喧嘩をやめてくれなかった・・・
あー
わたしはなんて無力なのだろう
わたしが泣いても喧嘩は終わらなかった
それでもわたしは泣くしかなかった
こんな風にはっきりとどう思ったことを
覚えているわけではないけど
恐怖と自分の無力さを感じていた
感覚は残っている
その後も何回か喧嘩があったが
喧嘩になっていたのかもわからない
母は父を恐れて
自分の本当の気持ちを言えていない
ように見えた
続きは次回