~第2話~ひとりっ子の罪 | 「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

''わたしは親から要らない子''を抱えたまま結婚し2児の母に。ワーママでしたが2014年1月小4の長男の不登校が始まりました。
ほぼ"わたしに生まれてきてよかった"と思えるようになった現在や苦しかった過去の話を書いています。〜滋賀県彦根市在住〜


​愛されないと信じてる 
あなたの心を解き放つ
開宝サポーター 日楽ようこ 
♡•••••••••••••••••••••••••••••••♡
わたしの長年の大前提
わたしは要らない子
にまつわる過去の物語

プロローグはコチラをクリック

前の話



 

わたしには兄弟は居ない

 

 

母は3回妊娠したが

わたしの上と下の子は

この世に生まれることなく

お空に還って行った

 

 

 

1歳1ヶ月 祖母宅にて

 
 
 
昭和50年代
当時
ひとりっ子は珍しかった
 
 
小学生の頃でいうと
50人弱の学年で
わたしともう1人だけだった
 
 
 

 

1歳4ヶ月 祖母宅にて カメラを構える祖母のマネ

 

 

 

母と町内を歩いていると

どこかのオバさんやオバアさんが

母に話しかけて来る

 

 

「2人目はまだかー?」

 

 

「ひとりやと(わたしが)可哀想やから

 早くもう1人やな!」

 

 

 

さらに

母のポッコリ下腹を見て

 

「あんたおめでたかー?」

 

 

なんてこともあった(苦笑)

 

 

 

 

1歳4ヶ月 祖母宅庭にて 

 

 

 

そんな時

母は

 

「この子は32歳の時の子どもで

 わたしももう年齢が…」

 

 

「この子の上と下も妊娠したのやけど…」

 

 

というようなことを言って

 

今からもう1人というのは

考えてないよアピールをしていた

 

 

 

1歳4ヶ月 祖母宅庭にて

 

 

わたし自身も

兄弟がいる友達が羨ましかった

 

特にお兄ちゃんが居る子が

羨ましかった

 

 

 

家に

話し相手

遊び相手がいる

困ってたら

助けてくれたり

手伝ってくれたりする

存在が居るなんて

 

 

 

喧嘩もするのだろうし

おやつやオモチャは取り合いになるだろうし

 

 

お姉ちゃんだから…

妹だから…

立場によって損をした

そう思うこともあるだろう

と今は思う

 

 

 

 

友達に

 

「いいな〜

 ようこちゃんはひとりっ子で〜」

 

と言われたこともあるのだけれど

 

 

なにが羨ましいのかわからなかった

 

 

 

 

1歳頃4ヶ月 祖母宅にて

 

 

わたしはみんなと違うんだ

わたしは普通じゃないんだ

わたしはおかしいんだ

 

 

 

わたしがひとりっ子だから

お母さんは町内のオバさん達に

嫌味を言われるんだ

 

 

 

ひとりっ子のわたしはダメなんだ

ひとりっ子のわたしがダメなんだ

 

 

 

 

当時のわたしは

本気でそう思ってたし

 

 

わたしの中ではそのまま

時が止まっていた

 

 

 

3歳頃 近所にて

 

 

 

そういえば

上の写真の後ろに写ってる人のお子さんも

ひとりだったな

 

 

 

 

あれ?

後に近所に引っ越してきた方の

お子さんもひとりっ子だったな(笑)

 

 

でも2人とも

2つ、5つ年下だった

 

 

 

そんなことは

目に入らずに

 

わたしだけみんなと違う

だからわたしはダメなんだ

 

と思いこんでいた

 

 

 

 

 

あーーーっ!!

わたしには同じ歳で

誕生日1ヶ月違いの従姉妹がいるのだけど

この子もひとりっ子だ(笑)

 

 

その子は

母の5つほど歳上のお兄ちゃんの

再婚後の子になる

 

 

 

3歳頃 祖母宅にて 壁にはその従姉妹の写真

 

 

 

数は少ないけれど

ひとりっ子

わたし以外にも居たな(笑)

わたしだけじゃなかったな(笑)

 

 

 

そもそも

わたしにはどうしようもないことなのに

 

 

 

それでも

ひとりっ子のわたしに✖️をつけてた

 

 

 

だって

わたしは

 

 

町内のオバさん達に

いろいろ言われて困ってる

母の顔を見たくなかったのだ

 

 

 

次の話

第3話 はコチラをクリック