推しぬいの作り方で、目の刺繍のやり方です。
私が使っているぬいぐるみ用の刺繍方法や
テクニック・コツをご紹介させていただきます。
目の刺繍のやり方 刺し方手順
使う刺繍の種類
- アウトラインステッチ
- サテンステッチ
- ロングアンドショートステッチ（広い面積やグラデーション）
基本、１本取りでアウトラインステッチをして
その中をサテンステッチで埋めていきます。
刺繍する順番
- まぶた
- 瞳のハイライトなど細かい部分
- 目の中
- 白目の部分
- 眉毛、口などその他の部分
③目の中２段目は広い面積なので、
ロングアンドショートステッチにしました。
④白目の部分は横向きか放射線状に
サテンステッチをします。
目の中のステッチと向きを変えると良いです。
ポイント！
パーツの上から順番に刺繍していくと
綺麗にできます。
■おすすめの刺繍針
厚みのある布は硬くて針が通りずらいですが
極細のピーシング針を使うことでスイスイ
通りやすくなります。
Clover ピーシング針 ブラック 3種セット 10本入り 57-156
糸を通すのが難しいので、私は合わせて
糸通しを使っています。
Clover デスクスレダー 卓上型糸通し器 ピンク 10-518
①まぶた・まつ毛をアウトラインステッチで
縫います。
②ガイド線を引きます。
③左右半分づつサテンステッチで中を埋めます。
④まぶた・まつ毛ができあがりました。
①瞳のハイライトをアウトラインステッチで
縫います。
②ガイド線を引きます。
③サテンステッチで中を埋めます。
瞳のハイライトができあがりました。
①瞳の影をアウトラインステッチで縫います。
②サテンステッチで中を埋めます。
③サテンステッチで中を埋めます。
瞳の影ができあがりました。
①目の上部分をアウトラインステッチで縫います。
②放射線状にガイド線を引きます。
③サテンステッチで中を埋めます。
④目の上部分ができあがりました。
目の下部分は面積が広いので
ロングアンドショートステッチで縫います。
詳しくはロングアンドショートステッチの
やり方の記事に載せています。
最後に白目の部分、口を刺繍します。
眉毛は髪の毛にかかってしまう場合、
髪の毛を刺繍してから最後にします。
刺繍のコツ、アドバイス
まぶたをアウトラインステッチで縫いました。
下書きを細いペンで書いておくと
角などを正確に刺すことができます。
失敗だと思ったらその都度やり直した方が
サテンステッチが綺麗にできます。
まぶたにガイド線を引きました。
ポイント！
ガイド線を引くとは、
先ほどアウトラインステッチした所を
大まかに区切ってあげることです。
サテンステッチをする時、広い範囲だと
歪みやすくなるので、範囲を狭く区切ってあげると綺麗に刺せるからです。
まぶたをサテンステッチで縫いました。
アウトラインステッチの線の上を
かぶせるようにして
刺繍糸が直線になるよう刺繍します。
中心から刺していくと綺麗にできます。
瞳のハイライト、中心の影など細かい部分を
縫いました。
同じところに何度も刺しすぎすと汚く見えるので、
細かい部分は同じところに
何度も刺さないよう注意します。
目の輪郭をアウトラインステッチで縫いました。
まぶたの下やハイライトの周りなど
先ほど刺繍した外側の線にも忘れずに
アウトラインステッチをします。
目の１段目をサテンステッチで縫いました。
目の２段目はロングアンドショートステッチで縫いました。
グラデーションのやり方については別の記事に
書いています。
白目の輪郭、眉毛、口など残りのパーツ
アウトラインステッチで縫いました。
同じようにガイド線を引いてから
サテンステッチをします。
円形をアウトラインステッチする時のコツ
縫いはじめとカーブの部分は、縫い目を
小さめにします。弧を描く所は円が
上向になっている方がカーブを縫いやすいです。
私はこんな感じで刺繍をしてみました。
作品作りのヒントにして下さい。
ちなみに推しぬい1体分の刺繍に
どれくらい時間がかかるか測ってみた所、
7時間7分でした。
日数は2日かけて刺繍しました。
▪️目の刺繍の準備や手順を紹介した記事です。
刺繍のやり方など推しぬい関連の記事まとめました。
