2月18日、楽しみの秘仏拝観に奈良にやって来ました
東大寺末寺
⇒ 奈良 祈りの回廊
「五劫思惟阿弥陀仏座像」
通称、「アフロ仏像」 と呼ばれていて、
阿弥陀仏が法蔵菩薩の名で修行中、途方もない時間、思惟(しい・しゆい)をこらし
修行をされた結果、 螺髪 (髪の毛) が伸びたご様子をあらわした仏像だそうです。
この仏様、日本ではかなり 珍しくなかなか見る事の出来ない仏様です。
・東大寺勧進所(毎年10月5日のみ公開)
・五劫院
・奈良の十輪院
・京都の西向寺、
・京都の金戒光明寺 2014年12月。金戒光明寺
・和歌山の道成寺
・東京の浄真寺
墓地の入口の御堂にいらっしゃるお地蔵さま。
「見返り地蔵」、別名を「朝日地蔵」と呼ばれている方です。歩行中に振り返った姿とされています。
本堂内陣の外から、涅槃図、御本尊の「五劫思惟阿弥陀仏座像」を拝観
本堂内は撮影禁止
顔だちは頬が張って四角く、扁平で、目鼻立ちが小さく中央に集っている感があり、通常の阿弥陀像と大きな差を見せている。鎌倉時代以後、江戸時代に至る作であるとされる。(Web参照)
(御本尊様のポストカードを購入)
落語、「寿限無」にも登場する「五劫の摺り切れ」。
難しい計算が有るのですが、一劫は43億2000万年で、「五劫」は、216億年!
計算が気になる方は、ここをクリック
また、
一劫は「四十里立方の大盤石に天女が三年に一度舞い降り、羽衣でひとなでし、この岩が無くなるまで」といわれ、つまり計り知れないほどの長い時間のこと。
そしてついに、すべての世界の中でも最高の極楽世界をつくって衆生を救済したいという浄土を建立するかを、48項目の誓いを(四十八願)をの形で示された。
それからその四十八願を成就するために、「兆載永劫(ちょうさいようごう)」とうい非常に長いあいだ修行をしました。そしてついに十劫の昔に阿弥陀仏となり、そのとき極楽浄土も建立されたといいます。(Web参照)
思惟山 五劫院
住所 奈良市北御門町24
電話 0742-22-7694
御本尊御開帳 ※要予約
毎年2月12日~18日
毎年8月1日~12日
毎年10月5日