初公開 京都「浄住寺」 | 尚吾の「人生七転び八起き」

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電車の駅に置いてあった広告

「京都秋の特別公開」



先日の休日は、

その中で、今回初めて公開される寺院に行って来ました。




苔寺や鈴虫寺、地蔵院「竹の寺」にほど近く、参道の石段を染める紅葉が美しい浄住寺は、弘仁元年(810)、嵯峨天皇の勅願寺(ちょくがんじ)として開創された古刹。


江戸時代に建てられた本堂、その後方の位牌堂、開山堂、寿塔(じゅとう)など、

黄檗宗(おうばくしゅう)寺院ならではの中国風の諸堂が階段状に一列に並ぶ。

仙台藩4代藩主・伊達綱村が幼少期を過ごした屋敷を移築したと伝わる「方丈」のほか、

室町時代の池泉式庭園や、狩野永岳筆の衝立「雲龍図(うんりゅうず)」などもみどころ。


この秋、初めて特別公開。





浄住寺は、黄檗宗のお寺です。


創建は、弘仁元年(810年)と伝えられており、当初は常住寺と称していました。


現在の寺名となったのは、鎌倉時代に葉室定嗣(はむろさだつぐ)が中興した時です。


その後、戦乱で荒廃しましたが、江戸時代に再興され、律宗から黄檗宗に改められました。

 






お寺の前までの細い道を通り、

5台ほどしか無い駐車場に車を置く事が出来ました。(ラッキー)






平日と言うのに


結構他沢山の方が訪問されていてビックリです。






これが、山門


後で知ったのですが、通常の門と異なり屋根がありません!!





拝観料をお支払します。





古刹らしいいい雰囲気


紅葉のトンネル






「四方竹」って何でしょう?






家紋にも使われた、


四角い竹ビックリマーク





ホントだ、四角いビックリマーク




見ると殆ど判りませんが


触ると何となく・・・丸く無い!!  





切り口見ないと判りません








石段を登り、


本堂に











ここには、


「亀甲竹」 (キッコウチク)




これまたビックリ!!


確かに亀の甲羅です!!





これが竹とは・・・叫び


キッコウチク(亀甲竹)はモウソウチクの突然変異



ちなみに

テレビドラマの「水戸黄門」に登場する水戸光圀の杖はキッコウチク製である。

アッそう言えば・・・






こんな風に割れるんですね!





京都では黄檗宗のお寺は珍しいため、


浄住寺の境内には、他のお寺では見かけないような建物がいくつかあります。


江戸時代に再建された本堂も、珍しい形をしています。











弁天堂


中の弁天さんは、六臂像です






江戸時代に再建された本堂も、珍しい形をしています。



本尊のお釈迦さまも、着物を着て帯を締められています。

(内部は写真撮影禁止注意





 



本堂の右手に建つのは庫裡(くり)です。

 

(仙台藩4代藩主・伊達綱村が幼少期を過ごした屋敷を移築したと伝わる「方丈」)






庫裡(くり)、は方丈となっています。





仙台藩4代藩主・


伊達綱村が幼少期を過ごした屋敷を移築したと伝わる「方丈」






有名な御家騒動「伊達騒動」で幼い綱村が命を狙われることもあったためか「武者隠し」があり、

 

床の間の壁に設けられた穴から抜け出せる仕掛けが今もなお残っています。










室町時代の池泉式庭園






ここも沢山の人




説明して下さるスタッフの方も居られて


有意義な時間が過ごせました。











山門に戻って来ました。






12月3日まで公開


まだ間に合いますよ