春日大社 第六十次 式年造替 | 尚吾の「人生七転び八起き」

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バレーボールと体の鍛錬、休日は、秘仏拝観、社寺仏閣巡りを楽しみ、美味しいお店に出没しています。(*^_^*)

詳しい事は知らずに、「国宝御本殿」が公開されると言う事で

奈良の「春日大社」にやってまいりました。



初めて訪れた「春日大社」


「式年造替」とは?何ぞや?驚きの連続でした!



詳しくは下記クリック

右矢印 平成27・28年 春日大社 第六十次 式年造替







一之鳥居


写真は車中から撮りました。

本当はここから歩きたいのですが、興福寺駐車場が午後5時で営業終了。

いきなり国宝館に入ったり、餅つきのパフォーマンスを見たり予定時間オーバー!!


一旦車を出し、春日大社の駐車場に向かいます。


(Webから引用)

平安後期に創建されたといわれ、現在のものは、寛永11年(1638年)に再建されたものである。今では市街地のメインストリートの三条通との境界に当たるが、 古くは春日大社と興福寺旧境内との境に立つ高さ6.75mの大鳥居です。
3月の春日祭や12月の春日若宮おん祭の際には大きな榊が立てられています。
今次の第60次式年造替の事始めに大規模な修理が施されました。






駐車場の前、


二之鳥居





一之鳥居より東へ約1.2kmに位置し、平安末期の創建。この鳥居をくぐれば、いよいよ神域の感が強くなります。心静かに進みましょう。






式年造替」 とは?





式年造替」 


 春日大社は今からおよそ1300年前、日本の国の安泰と国民の幸せを願い、御蓋山のふもとに壮麗な社殿を造営し、四柱の尊い神々をお祀り申し上げたのが始まりです。

以来、世界遺産に登録された30万坪の境内は古代さながらに自然が保たれ、清々しくも尊厳な国宝・春日造りの御本殿で神々様が広大無辺なる御神徳を発揮されているのは、式年造替(しきねんぞうたい)という儀式が行われてきたからです。

 この儀式は、神さまがお鎮まりになる神殿や、神さまの御料で御殿の中にお納めをする御神宝などを造り替え、御修繕を行うことによって、御神威のさらに若々しく力強いご発揚を願う、日本人固有の信仰に基づいて行われるものであり、当社では創建以来ほぼ20年毎ご奉仕されてきました。

 今次造替は平成19年の一ノ鳥居より始まり、

平成28年の御本社御本殿の正遷宮をもって完了する予定です。





1300年前から行われている、ご造替編年表








最近は、20年前の平成7年、その20年前昭和50年。


そんなの全然知りませんでした、興味も無かったし情報が無かったですからね。






正面入り口の


南門






南門は春日大社正面の楼門です。


表参道を歩いて回廊内に入る時に潜る門で、 高さは12mあり春日大社最大の門です。春日祭(※)の折に、勅使(ちょくし・天皇陛下のご名代)が 藤原氏以外であれば、この門より入ってお祭りを奉仕します。





幣殿・舞殿(へいでん・ぶでん)

南門をくぐると正面にあり「拝殿」と勘違いしそうな建物ですが、幣殿と舞殿です。 東側2間を幣殿といい、西側3間を舞殿といいます。幣殿は天皇陛下のお供え物である 御幣物を一旦納める建物で、幣殿の天井板は格天井となっていて、舞殿と区別しています。
舞殿は宮中伝来の御神楽を行うための建物であり、また雨天時に神楽や舞楽を奉納する場所です。






春日大社の名物らしいです。


白鹿みくじ




・絵馬も鹿の形。


・¥100安い茶色の鹿みくじも有ります。鹿は持って帰れるんですね。









通常はここまでしか拝観出来ませんが、


更に奥の、国宝 御本殿に20年に一度入る事が出来ます。






直会殿 (なおらいでん)*重要文化財


東を正面とする南北8間、東西4間の広大な建物で、素木造です。東の2間が母屋となり、 春日祭には、勅使・弁以下の直会の儀式が殿上で行なわれます。
平安期以降、ここで法華八講が盛大に行なわれたので、「八講屋」の呼称もあります。



この奥から特別拝観です。






この奥からは写真撮影禁止。満







イラストマップで、

左下の「特別参拝入口」から、




後殿御門


明治維新以来長く閉ざされたままになっていましたが、第60次式年造替を機におよそ140年ぶりに開門することになりました。


御本殿の真後ろにあるお庭、後殿には災難厄除けの霊験あらたかな神々様がお鎮まりになっていますのでお参りください




私は見て無いのですが、先日のTV「ブラタモリ」でも紹介されていたそうです。


HPに写真が有ったので拝借しました。


国宝御本殿


第一殿
武甕槌命(たけみかづちのみこと)様
第二殿
経津主命(ふつぬしのみこと)様
第三殿
天児屋根命(あめのこやねのみこと)様
第四殿
比売神(ひめがみ)様




●創立:神護景雲2年(768年)11月9日
鎌倉初期に書かれた現存最古の由緒記『古社記』には、四所神殿の創建を奈良時代、 称徳天皇の神護景雲2年(768年)11月9日とされています。藤原永手が左大臣として 活躍した時代でした。





東回廊 (ひがしかいろう)





外に出て、


御蓋山浮雲峰遙拝所の方に向かいます。






御蓋山浮雲峰遙拝所 *禁足地




奈良時代の初め平城京守護のため、鹿島の武甕槌命様が白鹿の背にお乗りになり天降られた神蹟、御蓋山の頂上浮雲峰の遙拝所。神護景雲2年(768)に御本殿が創建される以前に、鹿島・香取・枚岡の神々様がお鎮まりになる神奈備として崇められ、現在も禁足地として入山が厳しく制限されている。




「若宮15社巡り」 と言うのがありますがおもな御社だけ巡りました。
http://www.kasugataisha.or.jp/guidance/wakamiya.html


若宮神社


御本殿とほぼ同じ造りで、御本殿よりも詳細に御殿をお伺いすることができます。見るだけでなくお参りもしてくださいね。若宮神社の手前にある石畳を敷いた建物は拝舎(はいのや)といい、祭典の際、ここに神職が座ります。その背後にある横長の建物は、北(向かって右)より3間を細殿(ほそどの)、次の1間を御廊、南側6間を神楽殿(かぐらでん)といい、3つの建物が1棟に合わさっています。祭典の時は、この神楽殿で御巫による御神楽が奉納されます。
また、若宮様は神奈備山を背にしていることから「パワースポット」としてお参りされる方も増えています。





夫婦の大黒様が御開帳でした!


夫婦大黒社


ここは日本で唯一、ご夫婦の大國様をお祀りしている御社で、夫婦円満・家内安全・縁結びの神様としても有名です。また后神の須勢理姫命様はその手に「杓子」を持たれていることから、古くより絵馬の代わりに杓子を奉納する習慣があり、多くの著名人が奉納された杓子もご覧いただけます。





福運・金運の守り神「金龍神社」、


ここはお参りしないといけませんニコニコ










開運財運をお守りくださる神様。後醍醐天皇ゆかりのお宮です。




春日大社 式年造替、


平成28年11月 6日 本殿遷座祭(正遷宮)までいろんな行事があるので

情報収集してまた再訪問です。






最後まで鹿がお見送りです。


至るとろ糞だらけ・・・ (  ゚ ▽ ゚ ;)  何度踏みそうになったか

少々匂いも気になりますしょぼん





生駒山に掛かる夕日に向い帰路につきます。

時計6:40







追伸:


特別拝観¥1000、記念品付きでした。