「甲賀三大仏」、拝観に滋賀県甲賀市へ。
「擽野寺」、「十楽寺」と巡り
午後2:45 最後の、「大地寺」 に着。 大地寺 HP
ここは、お寺を中心に大きな池を配した公園になっています。
今から約1250年前、天平年間(729~784)諸国行脚の高僧、行基菩薩(668~749)が
この地を訪れた際、日照りに悩む農民のため、
灌漑用水として 「心」という字の形に4つの池 を掘り、その中央に寺を建立。
駐車場からは100m程徒歩で、寺院入口参道に、左右にも綺麗なお庭。
石雹の向こうにあるのは 「回遊式琵琶湖庭園」、枯山水で琵琶湖が表現されています
玄関前に 水琴窟
があります。
観光客が沢山来られるようです。赤い毛氈が敷かれ、後ろには椅子も置かれています。
5分程のビデオ放映でお庭の説明があります。 画面は、書院前にある庭園の四季。
廊下をぐるりと一周しながら眺められる中庭。 井戸を配した小屋の柱の間隔が不均等で見る方向によって近くに見えたり遠くに見得たりするように行造られています。
禅寺である大池寺書院の蓬莱庭園。 大刈込み鑑賞式枯山水庭園
(おおかりこみ かんしょうしき かれさんすい ていえん)
舌を噛みそうな長い名前ですが、江戸時代に水口城を築城した小堀遠州(こぼりえんしゅう)が作庭したと伝えられています。
「書院の正面にある2段大刈込みは、海の大波小波を表し、真っ白い砂の上に宝船を浮かべた姿を表現し、 その中に、七つの石と小さな刈込みを用いて七福神が乗っているように象徴しています。」
右端には、亀に見立てた刈込。 これは・・・亀だ
以前行った、詩仙堂の様な感じですね。 東山散策 詩仙堂
お庭の鑑賞に時間を取られましたが、いよいよお目当ての仏様に
こちらが本堂の御本尊。 丈六 「釈迦如来坐像」
おお~素晴らしい ですね。
光の当たり具合も良くて、広く配されているので見やすく、周りを一周
お寺に来てから、ずう~と、貸切状態なのでゆっくりと拝観出来ました。
私たちにも親切丁寧に説明をして頂きましたが
この後、バスで来られた団体様と一緒にもう一度住職の説明を聞きました。
丈六の釈迦如来よりも庭園が有名なお寺だそうですが、どちらも素晴らしかった
薬師如来さまの真言
「おんころころせんだりまとうぎそわか」 を唱えて・・・、
擽野寺の 「十一面観音座像」 以外はいつでも拝観可能。
甲賀三大仏拝観。 四体とも素晴らしい仏様でした。
・擽野寺
・十楽寺
その後は、ゆっくりのんびりと 一日を振り返りながら京都~高槻~茨木~宝塚・・・。
国道1号線、174号線、地道を走り、
午後8:00、自宅着。 お疲れ様。
(大地寺にあった可愛い額。)
追伸: