一昨日の5日、歌舞伎役者の中村勘三郎さん(57歳)がお亡くなりになりました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
私とは、四つ違い、まだまだやり残したことも多々あろうと思います、本当に残念です。
歌舞伎・勘三郎さんの大ファンと言う訳では無いのですが、昔からよく(特に30代の頃)
「中村勘九郎に似ている~」とよく言われ・・・、「勘ちゃん」などと呼ばれていた頃がありました。
最近は言われる事も無くなりましたが、そんなことで特に気に掛かる役者さんの一人でした。
歌舞伎と言うものはTVでしか見た事がないので、一度本物の歌舞伎を見てみたいな~と、
その時は、勘三郎さんの舞台を見たいなと思っていましたがそれも叶わぬ事となってしまいました。
昨日も、TVで何度も流れていました、長男の「6代目 中村勘九郎襲名披露公演口上」
http://www.youtube.com/watch?v=M6f27W4RqJ8
勘九郎さん(31)・次男、七之助さん(29)の姿を拝見し改めて父を亡くした時の事を思い起こしました。
私は男3人兄弟の長男で35歳、弟二人は、33歳と29歳の時。
父は59歳で他界しました。
気っ風が良く、人の面倒見が良く、世の中を豪快に生きて来た!そんな感じの人でした。
1月下旬のとても寒い日、お通夜も、告別式も雪の舞う中、沢山の方々がお参りに来て下さり
喪主を務めましたので、挨拶、お礼の言葉を述べましたが、
言い尽くせない感謝の気落ちで一杯でした。
名門歌舞伎一門の一家とは比べものにならないのですが、当時の我が家とよく似ているような感じがして・・・。
かなり感傷に浸ってしまいました。