JR北海道の快速エアポートで札幌駅から新千歳空港に向かった。
優先席は専用席でないにもかかわらず、本当に必要としない人以外は座らないのは札幌のいいところだと思う。
途中から幼い女の子と抱っこひもで赤ちゃんを連れて複数のトートバッグを持ったお母さんが乗ってきた。
優先席に女の子を座らせ自身も座って一息。
女の子は年長組くらいで赤ちゃんはまだ首が据わっていない様子。
途中で赤ちゃんが泣きだした。
お母さん、おしめの交換が必要と思って支度をしだした。
女の子に待っててねと言い、女の子が缶ドリンク開けてと頼んだら戻ってくるまで待っててねと話していた。
そこに女性の乗客が歩み寄って、あと20分ぐらいなら(女の子を)みててあげられると申し出た。
お母さん、その女性にお願いして赤ちゃんを連れてトイレに。
トイレからは赤ちゃんの泣き声。
お姉ちゃんはお母さんからもたされたタブレットを見ながらおとなしくしていた。
車内にはスーツケースを抱えた日本人も外国人もいたが、静かに時間が過ぎていった。
やがてお母さんと赤ちゃんが戻ってきた。
お母さん、女性客にお礼を言って、女性客が恵庭で降りた時も立ち上がってお礼を言っていた。
札幌は200万人近い都会だが、寒い冬にこんなほっこりできる光景が見られてよかった。