NHKBSプレミアム「受験のシンデレラ」終わってしまいました。
第5回放送が終わってからこのドラマの存在に気がついて大慌てで観たのであっという間に終わってしまった感じです。
真紀(川口春奈さん)が東京タワーで五十嵐(小泉孝太郎さん)を想って合格を報告するシーンは表情も、あの心の底から絞り出す声も演技とは思えないほどでした。視聴者は彼女になりきってしまう。
見逃さなくてよかったと思えるドラマでした。
ドラマの中で「景色が変わって見える」という表現が何度かでてきました。
いい歳の私ですが、今でも勉強し続ける理由は専門職として違う景色をみてみたいからです。自分の技術や多くの人から学ぶことによって自分を高め、山登りのように高い山の頂を目指したいからです。それに再確認させてくれました。
他に「あっ」と思ったのが下に見える景色の表現。
若いころは、東京タワーや高層ビルから見る車や人を見て人間ってちっぽけなんだと思っていましたが、いい歳になってからはあの小さく見える家々の窓の明かりに一つ一つの人生があって幸せがあると思うようになりました。
自分のこれまでの気づきを確認する機会をくれたようでどこかうれしくなってしまった。
遠くオーストラリアでこのドラマを観られてよかった。俺もまだまだ頑張ろうと言う気持になりました。
地上波でも放送してほしいな。
星挙げるなら4つ以上。
☆☆☆☆★