おいしいうなぎの浅草「色川」 | 1m71

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札幌出身。日本各地、デンマーク、米国、印度、豪州、現在京都と専門職資格を手に生き抜く。欧州一周鉄道旅行、Amishとの異文化生活と千ドル中古車で北米大陸二度横断、マザーテレサの家ボランティアと世界を探検中。インスタグラムはonlyzeiss。

行こう行こうと何カ月も思っていたお店に今日はじめて行ってきました。
 
浅草にあるうなぎの色川です。
 
ここのご主人、テレビ東京の和風総本家で江戸っ子気質が気持ちよいです。
 
一年以上前からこのお店は知っていましたが先立つものが…
 
奮発して食べてきました。正式なうな丼を食べるのは去年の四月以来でした。ははは。
 
ここのお店は手ごろな値段(1600円から)でうなぎがおいしくいただけます。
 
が。
 
うなぎ以上に興味があったのがここのご主人の江戸っ子気質です。
 
今日到着したのが昼過ぎの1時ごろ。空席もありカウンター席に座れました。
 
内輪のパタパタという音を目と耳で楽しみました。(カウンター席の特権です。一人で行くとカウンター席)
 
ワタシの隣にいた五十代らしき二人の女性が山椒を塩を振るようにかけていたのを見てご主人一言。汗
 
山椒を手のひらにとってそれをまんべんなくうなぎの上に乗せるのが作法だそうです。手が汚なかったら禁止だぜ、けどあんたら手がきれいそうだから大丈夫だろうと言っていました。
 
ワタシもお作法に則って山椒を載せました。
 
テレビでははっきり言う人の印象を持っていましたが、今日見た感じは穏やかな一面も見られたと思います。
 
うなぎはたいへんふっくらしていました。茂原のうなぎとは味も柔らかさも違いますが、うなぎに対する考え方の違いだと思います。
 
ワタシがごくたまにやっとの思いで買い嬉々として口にするスーパーの見切り品の、ゴムのような触感のあれはいったい何なのかと愕然とするほどの違いでした。
 
ぜいたくができない生活をしていますが、ぜひまた行きたいですね。けど、うなぎよりあのご主人の江戸っ子気質の方が気に入ってしまいました。
 
店を出るときやさしい声で忘れ物がないようにと声をかけてくれました。視線は若い女の子の客にあったのですが、江戸っ子の照れ隠しじゃないのかなぁと、大学以来の葛飾出身の友達のことを思い出しました。
 
「江戸っ子」を感じさせてくれる人であることに間違いありません。
 
行って良かったと思います。