映画バイオハザードⅢ | 1m71

1m71

札幌出身。日本各地、デンマーク、米国、印度、豪州、現在京都と専門職資格を手に生き抜く。欧州一周鉄道旅行、Amishとの異文化生活と千ドル中古車で北米大陸二度横断、マザーテレサの家ボランティアと世界を探検中。インスタグラムはonlyzeiss。

 今日火曜日はシドニーは映画が安く見られる(9ドル前後。日本円で900円ぐらい)映画館が多いので利用しています。封切りから10日間ぐらい経ったと思います。先週観たブレイブ・ワンと違い、ざっと500人ほど収容の大スクリーンでした。客の入りは七割ぐらいでしょうか。
 二十代と思われる観客が多かったです。ミラ・ジョボヴィッチってフィフス・エレメントに出ていたかな?と思ったぐらいで券を買って観てしまいました。英語のタイトルはResident Evil 3で日本でいうバイオ・ハザードだとは知りませんでした。映画の冒頭で以前観た記憶がある場面が出てきてこれってバイオ・ハザードかとやっと気がつきました。こちらではMA15+となっていて15歳以上でなければ一人では見られません。日本ではPG-12なので内容を考えると甘いと思います。
 暴力シーンが多く、ストーリーが単純でわかりやすいのはいいかもしれませんが(日本語訳を見なくても話がわかり映画に集中できる)、あまりにも内容が安すぎるのでうんざり。しかしやたらとソニー製品が出てくる映画だ。ソニー製品を使って笑える場面あり。映画の最後のほうで日本が出てくる場面がありますが右上に座頭市の名前の(Zatouichi)駅か道路の名前が一瞬出てくるのですが日本人のわたしには笑えました。オーストラリア人は気がつかなかっただろうし、そもそも座頭市なんてきいてもよほどの日本映画マニアでなければわからないでしょう。
 キル・ビルは日本のちゃんばら映画の要素が多分にあったと思われ、殺し・流血シーンはばかばかしいと思いながら楽しめましたが、この映画はほぼ内容なしで超能力シーンでさらに現実乖離。わざわざ映画館で観る映画ではないと思います。レンタルで十分。イメージワードにも合う言葉が見つからず、しいて言えば「ばかばかしい」。が、ミラ・ジョヴォヴィッチがきれいに映っているのが救い。この人のファンならそこそこ良い評価かもしれません。しかしなぜ客が7割ほども入る人気なのかさっぱりわかりません。